トップ画像は2月22日午後10時のマツダスタジアムだ。
※この記事は作成中ですが速報としてアップしています!
ファンは現在、球場敷地に入れない。警備員が巡回し、歩道と敷地の間は柵で仕切られている。
柵を23日、抽選券配布日当日の何時にゲートがオープンするかは不明。
だいたいこうした”柵方式”は昨年までとはまったく異なったやり方で、カープ球団HPにもどこにも記されていない。
当然、午後10時を過ぎてもファンがやってきては事情を理解してどこかに消えていく。
昨年まで、ルールをまったく無視してビール片手に徹夜で寝袋にくるまっていた常連組などが排除されたのは良いことだが、そうばかりも言ってはいらない。
近所からは自転車で、遠隔地からは車で、JRでマツダスタジアムまでやって来て初めてその事実にガックリ?
「いちいちファンの言うことなど聞いとれるか!」
球団内部からそんな声が上がっていたのを間違いなく確認したことがある。黒田博樹氏がメジャーに挑戦するかどうか、という時代の話である。この球団の姿はずっと見てきた。その姿勢は今も変わらないのか。
どこまでもファンファーストの対局にいる球団?そうでなければ今どき、どこもやっていない抽選券配布などやらない。ファンはみんなこの方式に否定的だ。それでもやるということは誰かがよほどこだわっているのだろう。
カープ球団のやり方がファンを振り回している話は枚挙にいとまがない。ネットでは昨年の様子を確認できる。ひろスポ!の記事をひとつだけ。次の記事など球団の対応が実にお粗末だ。球団の体をなしていない、との声が現地では上がっていた。
荒れるファンに警察、周辺住民苦情、JRパニック、転売屋横行、主要道・高速道渋滞バス遅延2時間…抽選券マツダスタジアムクライシス…球団職員に5時間抗議のカープファンにゼロ回答、球団担当者逃亡(2019年2月26日掲載)
hirospo.com/pickup/54467.html
ところで昨年の「マツダスタジアム5万人クライシス」では、抽選券をいったい何枚配布したのだろうか?
ひろスポ!の当時の記事には「4万枚を越える配布」(球団)とある。せめて配布枚数ぐらいはっきりしたらどうか?抽選される側は死活問題だ。
今年は20万枚とカープ球団が発表した。そのタイミングは日本が新型コロナウイルスへの対応に四苦八苦し始めた時期と重なる。枚数が多ければ、ファンは焦る必要がなく午後4時までにある程度、バラけてくれる可能性がある。
だがネット上でもひろスポ!に届くファンの声でも「逆だろう」という意見は多い。なぜ新型コロナの危険性と背中合わせの怖い思いをしながら、20万人に移動を強いるのか?と…
昨年、すでに午前10時の時点でマツダスタジアム周辺はパニックになり、球団ではだんどりを次々に変更した。配布枚数もどんどんその場で増えていったように記憶している。当然、刷っている暇などない。最初から4万という分量を用意していた、と考えた方がいい。
なんせ、球団の予想は「2万人程度」だった。難しいとは思うが予想が甘すぎた。
…というか言ってることとやってることの落差が激しい。
一方で昨年のファン感、日南キャンプ、沖縄キャンプ。いくら少なく見積もってもファンの数は「2割減」ではないか?
ネットでは今回の球団のコロナ対応について「2メートルも間隔とれば、列はどんだけ長くなるか…」という声も目立つが、昨年のようなことになれば「2メートル間隔」もクソもない。立錐の余地もなかった。
でも、今年はそうはならないと予想はする。が、フタを開けてみないとわからない。
ただ、20万枚用意、というのならもっと多く、球団が抽選券を用意している可能性がある。
昨年の抽選券は組と番号の組み合わせになっていた。
組は4桁、番号は2桁で30まで。
もし20万枚ならわかりやすく言えば7000組以上は必要ない。7000×30=21万だからだ。7001、7002…8000までいくと24万枚ということになる。
仮にわかりやすく25万枚とするならば、広島市の人口のおよそ4分の1の人々を飛行機、新幹線、自家用車、バス、電車などで移動させることになる。
コロナウイルスほか、様々な危険にさらわれながらいったいどれだけの人が集まってくるのか?
今、ネットで「人命軽視」と検索すると関連ワードで「日本」と出てくる。
我が世の春?をおう歌し、学校関係者や高校生を振り回し、自殺者が出ても証拠隠蔽に奔走し、自分らにたて突くメディアは排除し、籠池夫妻になおも重い十字架を背負わせた安倍首相。今、はらはらと散り始めたサクラの心境ではないか?
香港で若者らに血と死の恐怖を与え、台湾、ウイグル自治区でも同じことをやり続ける中国の習近平国家主席の足元が、コロナにすくわれたのとよく似てはいないか?
マツダスタジアムがいかに「人命軽視」であるかは、改めて機会を見て紹介するが、2020年2月23日、この一日だけでもそれは十分だろう。
いったいこうまでして抽選券を配りたいのは誰の意思なのか?”あす”はそれも取材する。
なお、抽選券配布に参加するファンは25万分の1200(当選数)ではなく、さらにその2分の1程度、50万分の1200であることを理解しておく必要がある。次回、説明する。
ひろスタ特命取材班
ひろスポ!ではすでに紹介したが、カープの松田オーナーの名前で発注された、JR広島駅からスタジアムに向かうカープロード手前の」70周年モニュメントスクエア」歩道工事が未完成。歩道幅が狭くなっているが、広島市担当部局はこのことも知らなかった。
マツダスタジアム
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