Bリーグの大河正明チェアマン
Bリーグの大河正明チェアマンは3月11日、東京都内で記者会見して、14日から4月1日までのB1とB2の計131試合について無観客試合にすると発表した。
入場料収入ゼロで各クラブとリーグは大幅な収入ダウンとなる中での対応を迫られる。
また、対象の全試合が「バスケットLIVE」で無料配信されることも発表された。すべてのライブ配信が、ログイン無しでそのまま視聴できる。
バスケット LIVE
basketball.mb.softbank.jp/
大河チェアマンコメント
B.LEAGUE、プロスポーツの価値は、試合会場にお客様・ファンのみなさまがあってこそ成り立つものです。しかしながら、その最も重要な要素を欠くなかでも興行を続ける決断をした今、配信を通じてデバイスの画面越しに、選手たちが応援に応える全力プレーを魅せることで、ファンの皆さんと選手、チーム、リーグが一体となって今こそ日本中に元気を与えるエンターテイメントにならなければならないと強く思っております。
”B.LEAGUE EVERYWHERE”を合言葉に 1 人でも多くの方々に楽しんでいただければと思います。そして、その思いにご理解いただき、今週末から開催する B1 リーグ戦と B2 リーグ戦の 4 月 1 日まで行われる全試合を「無料配信」するとい”BREAK THE BORDER”な取り組みに、ご協力いただくことを惜しみなく快諾してくれた「B.LEAGUE トップパートナー」のソフトバンクに感謝申し上げます。
Bリーグでは2月28日から3月11日に予定されていたB1とB2の計99試合を延期することをすでに決め、代替日程も発表。3月14日からの再開を目指していた。
さらに前日10日には延期に伴って変更が必要となったプレーオフや入れ替え戦の方式の変更や日程も発表した。
限られた期間で次々に新型コロナウイルス対策で手を打ってきた。
そして行き着いた結論が「中止」ではなく「無観客開催」だった。
試合は、それに関わるずべての人たち、選手、スタッフ、審判団への安全を最大限配慮した形で実施される。
ただ、この先、新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、地域によっては試合続行が不可能な事態も想定される。
試合中止でレギュラーシーズン60試合を消化できないチームが仮に発生した場合には、勝率によってリーグ戦の最終順位やプレーオフ出場クラブを決定することも確認された。
さらに、現状でいくと4月4日が「無観客」解除のタイミングとなるが、2日前までには解除するか否かの判断を下すという。
すでにプレーオフ進出を決めているB2西地区の広島ドラゴンフライズは以下の7試合が無観客となる。対象試合のチケット払い戻しなどについては改めて発表される。
3月14日(土)熊本ヴォルターズ戦、広島サンプラザホール、午後6時
3月15日(日)熊本ヴォルターズ戦、広島サンプラザホール、午後1時30分
3月21日(土)ライジングゼファー福岡戦、広島サンプラザホール、午後6時
3月22日(日)ライジングゼファー福岡戦、広島サンプラザホール、午後1時30分
3月27日(金)香川ファイブアローズ戦、善通寺市民体育館、午後7時
3月28日(土)香川ファイブアローズ戦、善通寺市民体育館、午後2時
4月1日(水)愛媛オレンジバイキングス戦、愛媛間総合運動公園体育館、午後7時