トップ画像は佐々岡監督
広島は5月23日、マツダスタジアムでシート打撃を行った。21日から全体練習を再開させ、シート打撃は2日連続。
佐々岡真司監督はバックネット裏最前列で各選手の調整具合を確認した。
前日には大瀬良が打者14人に対して貫録のピッチングを披露したが、この日は新人の森下暢仁。打者12人に対して42球。制球力、球のキレとも良く、安部友裕、堂林翔太、石原慶幸を空振り三振に仕留めた。
鈴木誠也のスイング、下半身がぜんぜん開かない
打つ方では鈴木誠也。前日の4打席では生きた球を見ることに重点を置いていたが、目慣らしは一日で十分。先発ローテ入りを目指す左腕の床田寛樹のスライダーを左翼席に運んで見せた。
また、今回の全体練習から一軍に合流した小園海斗も快速右腕、遠藤淳志のインスラをものの見事にライトポール際に打ち込んで悲願の「開幕スタメン」をアピールした。
なお、サードのポジションで小園海斗のライバルと目される新外国人のホセ・ピレラは森下暢仁との対戦で二飛に終わるなど2日間のシート打撃では差し込まれる場面が多くなっている。