画像はプレナスチャレンジリーグ開幕戦を迎えたアンジュヴィオレ広島
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて4月の開幕を延期していた2020プレナスチャレンジリーグが8月22日、開幕した。
日本女子サッカーリーグは新型コロナウイルス感染予防および拡散防止のため、大会形式を3回戦総当たりのリーグ戦から、2回戦総当たりのリーグ戦へ変更した。
同リーグWEST所属のアンジュヴィオレ広島は23日、広島市西区の広島県総合グランドメインスタジアムで福岡J・アンクラスと対戦。後半に2得点を入れ、3-2で逆転勝ちした。
新型コロナウイルス感染予防対策のため、無観客での試合開催(リモートマッチ)となったアンジュヴィオレ広島の地元開幕戦。
前半3分にMF神田若帆が相手GKの位置をよく見て、その頭上を越すシュートで先制した。
しかしすぐに同点にされ、さらに37分にも失点。前半のシュート数は相手の3倍以上の10本だが決めきれないシーンが繰り返された。
雷の影響で後半は4分遅れでキックオフ。
後半5分、MF池崎愛が左サイドを突破してクロス、中央でMF斉藤礼佳が決めて同点に追いついた。
さらに後半10分、同じような展開から池崎愛―斉藤礼佳と渡りシュートも決まって3-2。
後半37分からは雷の影響で16分間の中断を挟んだものの、集中力を切らすことなく守ったアンジュヴィオレ広島が逃げ切った。
斉藤礼佳選手の話
ようやく開幕を迎え、待ち遠しかったし、試合前は緊張もしました。ゴールした時も、無観客ということでスタンドからの声援がなくて寂しかったけど、逆にベンチの声はよく聞こえて嬉しかったですね。まだ始まったばかりだけど、上の成績を目指せるよう頑張っていきたい。