10月29 日 △3-3(延長十回) ヤクルト マツダスタジアム
通算46勝54敗11分け(M1の巨人まで15差の5位)
18時開始・3時間41分、1万5929人
相手先発 金久保5回1安打無失点
本塁打 長野7号②
一番レフト大盛
二番ショート田中広
三番ライト鈴木誠
四番ファースト松山
五番センター西川
六番キャッチャー曾澤
七番サード堂林
八番セカンド曽根
九番ピッチャー薮田5回87球7安打3失点(自責3)
田中法(プロ初登板)
島内
ケムナH
塹江H
中田
11試合連続でクオリティスタート成功の広島先発陣だったが薮田がそれを止めた。
前回、二軍再調整後の先発で五回まで阪神打線を抑えていた薮田は六回、四球、連続安打、暴投で2失点降板。球数86球だったにもかかわらず、だ。
この日はその時の悪い流れそのままに初回、いきなり4連打されるなどして3失点。やはりにわか仕込みではうまくいかない。
打つ方では鈴木誠が心配、というかもはや”無の境地”か?テレビ、新聞は「ホームラン王争い」で盛り立てたいようだが、この3連戦、打ったのは相手の四番の村上だけ。しかも予想通り、巨人の丸もここ6戦で4発の超ハイペースで26本塁打の村上に並んだ(※)。阪神大山も26本塁打。トップは巨人岡本で27本塁打。
(※)ひろスポ!関連記事
遠藤はどこかを変えれば”負けとエンどーく”なれるハズ…一方、鈴木誠vs大山は混とん…追いかけてくるのはヤクルト村上と…(2020年10月21日掲載)
鈴木誠は10月16日の中日戦(マツダ)で22、23号。18日の中日戦(同)で24号。
そこからこの日で9試合、ホームランが出ていない。出ていないどころレフトへのフライアウトゼロ…
その内訳は…
20日 阪神戦(甲子園)右飛、申告敬遠、四球、空振り三振
21日 同上 空振り三振、二飛、空振り三振、見逃し三振
22日 同上 四球、四球、左前打(ゴロ)、中飛、二飛
23日 DeNA戦(横浜)四球、ニゴロ、遊失、右飛
24日 同上 見逃し三振、一邪飛、左前打(ライナー性)、申告敬遠、空振り三振
25日 同上 四球、死球、空振り三振、右飛
27日 ヤクルト戦(マツダ)四球、遊ゴロ併殺、一ゴロ、空振り三振
28日 同上 右前打(ポテン)、遊ゴロ、見逃し三振、四球
29日 同上 三ゴロ、空振り三振、空振り三振、三ゴロ、四球
レフト方向へ2安打、ライト方向へ1安打。9試合でたった3安打、長打なし。打球に角度がつかないからそうなる。ヤクルト3連戦に至っては引っ張ると全部ゴロ…
鈴木誠のこの”失速”ぶりの裏にはグラウンド以外の問題も含めていろいろなことがありそうでここでは詳しく述べない。いずれにせよ「鈴木、ホームラン王争い…」みたいな番宣を繰り返しオンエアして必要以上に煽り立てる必要はないだろう。(ひろスポ!・田辺一球)
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※さらに詳しい情報は、2000年10月よりカープをウオッチングし続けている(一日も休まず更新中)携帯サイト「田辺一球広島魂」で。「田辺一球」「スマホ」で検索!