広島市のど真ん中、広島県庁の駐車場には県庁内に20日、広島県災害対策本部が設置された。この場所から一番近い大規模被災地までおよそ8キロ前後
きょうから、マツダスタジアムでは「赤い」限定ユニの阪神3連戦。しかし、午前7時過ぎから広島市内は非常に強い雷雨となった。雨は昨夜から断続的に続いており、行方不明者の捜索も昨夜から中断したまま午前8時を迎えようとしている。
県内では昨夜から各地で大雨が降り、交通・生活インフラも各地で大きな被害を受けている。マツダスタジアムのある広島市南区は今回の災害の影響をほとんど受けないエリアではあるが、県内最大級の被害が時間の経過とともに拡大する中でナイターの開催がどうなのか?今後は関係者の間で何らかの話し合いが行われるものと思われる。
なお広島県サッカー協会、サンフレッチェ広島は20日、午後7時から広島市安佐南区のエディオンスタジアム広島で開催する予定だった天皇杯3回戦をまるまる1週間先に延期している。
8月22日未明からの広島市安佐南区「八木地区」の様子
明け方から車列を組んで現場へ急ぐ
そばを流れる河川は泥水
出勤途中の女性は自衛隊員に軽く会釈してすれ違った
午前5時30前後にはメンバー集合
ヘリコプター用の装備を素早く整える
災害のあった山肌が見える
組織の垣根をなくし、救助、捜索に全力をあげる
小型飛行装置と見られるキッドを組み立て、パソコンで操作
広島市外、広島県外から応援が続々と集まってくる
まだ気候が不安定なため山の頂に向けて雲がかかる
主要幹線より50メートルばかり山寄りの旧国道は泥まみれ
旧国道に沿って南北に延びるJR可部線にたたずむ男性
旧国道で出番を待つ巨大重機、しかし現場までの道は細くここからどう進むのか
明け方、コンビニの長椅子で横になる男性、行政、関係者のきめ細かな支援が急がれる
八木地区へ向かう特殊車両などの列、想像を超える規模の災害で人海戦術でどこまで効果的な救助、支援が行えるか…
地元・中国新聞22日付一面に「被害拡大県内最大級」の見出し