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【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア > カープ > 120試合目も”ガッツ”九里完投、佐々岡監督1年目のラスト20試合は驚異のクオリティスタート成功率9割
2020年11月11日
編集部

120試合目も”ガッツ”九里完投、佐々岡監督1年目のラスト20試合は驚異のクオリティスタート成功率9割

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九里
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画像は九里

 

11月11日 ●2-3 中日 マツダスタジアム
通算52勝56敗12分け(優勝の巨人まで13・5差、5位確定)
18時開始・2時間38分、1万5824人
相手先発 柳〇8回3分の2、5安打2失点
本塁打 ―
登録抹消 島内
出場登録 小窪

一番ライト長野
二番ショート田中広
三番サード堂林
四番ファースト松山
五番キャッチャー坂倉
六番レフトピレラ
七番センター野間
八番セカンド上本
九番ピッチャー九里●(20試合8勝6敗)9回129球8安打3失点(自責3)

広島は地元最終戦黒星で5位が確定した。マツダスタジアムでは25勝27敗8分けだった。

ベンチ入りしなかった鈴木誠は打率3割ジャストで終了。菊池涼も出場せず、二塁手では両リーグ通じて初の守備率10割を達成した。

すでに退団することが発表されている小窪が八回、完投・完封ペースだった柳から代打ヒットを放った。

リーグ防御率1位の中日大野雄はこの日、登板せず。同2位につける新人王候補最右翼の広島森下も登板なし。森下は防御率1点台でルーキーイヤーを終えた。

広島先発の九里は五回、レフトのピレラがグラブに当てて落球する間に先制点(記録は自責点)を許したがその後は踏ん張って108球で九回も続投。2四球から2点を許して自責3となったが完投した。

中継ぎ、先発兼用の立場にあった九里は、佐々岡監督の下では先発一本。今季20試合に登板して初の規定投球回数クリアとなった。

そのうちの開幕以降13試合までは4勝5敗で、一度も八回に到達していない。

しかし9月28日のDeNA戦(マツダ)で完封勝ちして以来、その投球スタイルはガラリと変わった。7戦4勝、計58イニングで自責7、この間の防御率は1・09。8回以上投げた試合が5度あり、7試合とも110球以上投げている。

九里の今季終盤7試合の投球内容

9月28日 DeNA(マツダ)9回133球7安打7三振2四球完封勝ち
10月6日 阪神(マツダ)7回115球5安打9三振1四球1失点(自責0)勝ち負けつかず
10月13日 巨人(東京D)8回117球6安打5三振1四球1失点(自責1)勝ち投手
10月20日 阪神(甲子園)8回3分の1、113球4安打7三振1四球1失点(自責1)勝ち投手
10月27日 ヤクルト(マツダ)7回3分の1、128球3安打10三振4四球無失点、勝ち投手
11月3日 巨人(マツダ)9回138球8安打9三振3四球2失点(自責2)勝ち負けつかず
11月11日 中日(マツダ)9回129球8安打6三振4四球3失点(自責3)負け投手

また九里の”ガッツ”に引っ張られるかのようにして大瀬良、野村、K・ジョンソンの3本柱を欠く先発陣は6回自責3以下のクオリティスタート成功を重ねていった。

佐々岡監督1年目のシーズンのラスト20試合。薮田が2度QSに失敗しただけで、中村祐、遠藤、床田、森下の4投手も九里とともにQS成功率100パーセントだった。(ひろスポ!・田辺一球)

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