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2020年12月19日
編集部

天皇杯快進撃の福山シティFC、悲願のJリーグ勢撃破に向け広島広域公園第一球技場で福井ユナイテッドFCとの大一番!

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写真は快進撃を続ける福山シティFC

天皇杯JFA第100回全日本サッカー選手権大会5回戦(12月20日午後1時キックオフ、広島広域公園第一球技場)

天皇杯で快進撃を続ける福山シティFC(広島県代表)が福井ユナイテッドFC(福井県代表)を広島に迎えて準々決勝進出を懸けて戦う。新型コロナウイルス感染対策を厳重に行った上で試合観戦無料となっている。

この試合に勝てば準々決勝でJ3今季優勝のブラウブリッツ秋田と対戦できる。福山シティFCはJリーグ勢撃破を目標に今季、ここまでやってきた。

福井ユナイテッドFCは今季、北信越リーグ1部優勝。JFL)昇格を懸けた11月の全国地域チャンピオンズリーグ(地域CL)1次ラウンドで敗退した。

天皇杯2回戦では冨山新庄クラブ(富山県代表・北信越リーグ1部3位)を2−1(延長後半決勝点)で退け、3回戦では新潟医療福祉大学(新潟県代表・北信越リーグ1部5位)に2−0で快勝した。

先週日曜日の4回戦では今季JFL15位のラインメール青森(青森県代表)と対戦。格上の相手に挑んだ福井ユナイテッドFCは開始早々の前半3分、相手のオウンゴールを誘い先制。後半立ち上がりに同点にされると延長戦に突入、106分、交代出場のMF石塚功志が決勝点を叩き込んで勝ち上がってきた。

格上撃破、ということで言えば福山シティFCの方が何枚も上手だろう。ここまで松江シティFC、FCバイレン下関の中国リーグ勢とアルテリーヴォ和歌山(和歌山県代表)の関西リーグ勢に土をつけてきた。しかも失点は3戦でわずかに1点。

2試合続けて途中出場の選手に貴重なゴールが生まれるなど福山シティFC・小谷野拓夢監督の戦略・戦術も冴えている。休息も考慮すれば中6日となる5回戦では戦術確認も限定的なものとなる中、その入りと“後半勝負”でのギアの上げ方が注目される。

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