12月7日に県内最多の105人が新型コロナウイルスに感染したことが確認された宮崎県は8日、独自の対応策として、県内全域を対象とした緊急事態宣言を出すことを決めた。期間は今月9日から今月22日。これを受け、宮崎市では…
宮崎科学技術館、フェニックス自然動物園などと合わせて、生目の杜運動公園、清武総合運動公園、市総合体育館などスポーツの閉鎖をこの日発表した。
ソフトバンクは12球団最多のファンが集まる2月キャンプを生目の杜運動公園で行っている。ソフトバンクでは6日、今年のキャンプについて入メイン球場のアイビースタジアムで、スタンド収容人数の50%の3000人を上限とするなどの対策を発表したばかりだった。
早急にソフトバンクは宮崎県、宮崎市と話し合いを持つことになりそう。清武総合運動公園もオリックスのキャンプ地として毎年、賑わっている。
昨年末、一軍のみファンに上限ありで宮崎県総合運動公園でのキャンプを開放するとした巨人も危うい。サンマリンスタジアム内野席でのみ観覧が可能として、上限人数は土日祝5000人、平日3000人としていたが、当然、宮崎市と足並みを揃えることになるだろう。
現在、同施設では市民・県民の利用受付を続けているが「閉鎖のケースもあり」と利用者に伝えている。
この巨人のキャンプ施設から車で1時間30分南下したところにある日南市。広島が長らくキャンプを張っている天福球場は今回、若手中心のメンバーが使用する予定だが今後どうなるか?
広島で言えばJ1のサンフレッチェ広島も1月末に宮崎市のシーガイアで1次キャンプを予定している。宮崎はJリーグキャンプ地としても例年、多くのファンで賑わっている。
一方、プロ野球のもうひとつのキャンプ“密集”地、沖縄県の感染者数も高い水準で推移しており「那覇国際通りも閑散としている」(現地関係者)状況が続く。2月1日、一斉にキャンプインするはずのプロ野球界に赤信号が点灯したかっこうだ。