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2021年01月13日
編集部

県境超えて大移動の12球団コロナ禍一斉キャンプインの不思議、日南から沖縄変更の広島はマツダスタジアムでできないか?川崎フロンターレ中止発表の宮崎はブレーキ踏みながらアクセル…

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画像は毎年、巨人がャンプを行う宮崎県総合運動公園、サンマリンスタジアム

 

県境超えて選手もファンも大移動の12球団コロナ禍一斉キャンプインの不思議、日南から沖縄変更の広島はマツダスタジアムでできないか?川崎フロンターレキャンプ中止発表の宮崎はブレーキ踏みながらアクセルも…

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プロ野球は2月1日、12球団が一斉にキャンプに入る。国の緊急事態宣言発出が続くこのコロナ禍で、だ。

12月8日、宮崎県は独自の緊急事態宣言を発出。これを受け、宮崎市は生目の杜運動公園、清武総合運動公園など市の施設を閉鎖した。前者はソフトバンク、後者はオリックスのキャンプ施設だ。

宮崎県内では巨人も宮崎市の宮崎県総合運動公園で、西武と広島は日南市で例年、キャンプを行っている。

その中で広島はすでに主力組を例年2月後半の2次キャンプで利用する沖縄市へ振り分けることを発表している。

国内感染拡大の流れを受け、予定通りのキャンプ開催を危ぶむ報道が見られたのは当然のことだが、その後の数日ではほとんど論議もない(報道されない)まま、既定路線に落ち着いた。

大多数のメディアがその不思議かつ危険な結末をスルーする中、日刊ゲンダイは「プロ野球キャンプ予定通り「2.1」スタートの舞台裏と思惑…コロナ拡大で浮上した延期論なぜ消えた?」(1月13日)「プロ野球キャンプ「緊急事態宣言」でも南国で開催のナゼ」(1月12日)のヘッドラインで、裏事情について探った記事を掲載している。

・プロ野球キャンプが予定通りできようでは、東京五輪もできなくなる
・キャンプがずれ込めば、公式戦日程に影響が出る
・コロナ禍にあってキャンプ関連で地元に落ちるお金にはやはり期待大

こうした国と自治体と球団とファンと地元の思いを掛け合わせた結果、「エビデンス」とはかけ離れた特攻精神に満ちた2月を迎えるに至ったのだろう。

12日のNPBとJリーグ合同の新型コロナウイルス対策連絡会議では「キャンプを延期するという策はほとんど考えず…」の声があったという。考えたくないから考えない、しかしコロナは忖度なし、なので人類を未曽有の危機に追い込んでいる。

とはいえ宮崎市だけを見てもコロナ以前からすでに商店街の衰退は著しく、これでキャンプもなし、となればますます地元は大変なことになる。ゆえに自治体側とすればブレーキを踏みながらもアクセルにも足をかけざるを得ない。宮崎ではJリーグも10クラブ程度がキャンプを予定している。

でも、しかし、キャンプでは大勢が一緒に移動、練習だけでなく宿泊もする。フロにも入るし食事もする。もし、宿舎で感染者が出ればそのあとが大変なことになる。

…とこの記事を書いている最中に、J1王者の川崎フロンターレが、宮崎県綾町で毎年開催しているキャンプを中止した、とのニュースが入ってきた。宿泊施設が確保できなかったという。

例えばカープ。2月の沖縄は雨も多い、それらを総合的に考えた場合、屋内練習場付きのマツダスタジアムという“自前”の施設で、昨年開幕前のように複数班に分かれてのキャンプをやった方がよほどコロナの危険が分散するのではないか?

ファンも3万人収容のスタンドで上限を決めてキャンプを見学できる。寒くて打てない日もあるだろうが、しばらくは下半身強化や「右打ち」の練習など技術的なことに徹すればいい。

宮崎同様、プロ野球のもうひとつのキャンプ“密集”地、沖縄県の感染者数も高い水準で推移している。13日の新型コロナウイルスの感染者は県内66人だったと発表、県内累計では6037人となったが、明らかに感染拡大のペースが上がっている。

※さらに詳しい広島スポーツなど知りたい情報は、2000年10月よりカープをウオッチングし続けている(一日も休まず更新中)携帯サイト「田辺一球広島魂」で。「田辺一球」「スマホ」で検索!

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