画像はコザしんきんスタジアム(資料写真)
コロナ禍のプロ野球キャンプ初日(2月1日)、沖縄市のコザしんきんスタジアムでは広島の主力組が始動した。
ベースランニングのあと、さっそく注目のカットオフプレーがあった。どこを誰が守るのか?それは開幕に向けたスタメンオーダー予想に繋がる。
外野はレフトに松山と正隨、センターに野間と大盛、ライトに鈴木誠と長野…だった。
西川が宮崎・日南の二軍キャンプスタートとなったため、センターは昨季、その名を知らしめた大盛と緒方監督時代にレギュラーポジションを奪うはずが未だに苦戦続きの野間…
足に爆弾を抱えることになるかもしれない西川をレフトに…の声もなくはないがしかしわずか2シーズンで外野手としても目覚ましい成長を遂げている西川はおそらくそのままセンター。
そうなれば残るはレフトだけ。今季、一番多くレフトを守るのは誰か?
昨季は新外国人ピレラのレストで開幕を迎え、8月に入ると長野に出番が回ってきた。10月以降は宇草や大盛もスタメンレフトの機会を与えられた。
佐々岡監督1年目、出番を増やすチャンスだった野間は昨季、レフトとライトで1試合ずつ、センターで7試合しかスタメンで出ていない。非常に厳しい立場だ。
一方、ファーストで試合に出続けた松山はブラッド(エルドレッド)の再来とも言われるクロンの加入でファーストからは弾き出される可能性がある。
よって、キャンプ初日から松山はさっそくレフトへ(もちろんファーストの練習も兼ねる)。そこは長野のポジションだから長野vs松山、左右の違いはあるが、首脳陣とすればふたりのうちどちらかに重きを置いた打線にしたい。
野間がそこに割って入ろうと思えば、打力で松山のパンチ力と長野の巧さを凌ぐほどの変わり身をアピールし続けるしかない。首脳陣が納得する打撃力を身につけることに成功すればセンター野間、レフト西川。
だが、それを分かっているから松山も、そしてスロースターターと言われる長野も第1クールから飛ばすだろう。ケガに気をつけながら…
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