日南キャンプではこんな坂倉の姿は見られない?(過去の資料写真より)
広島東洋カープは1月31日、チーム内にPCR検査陽性判定者が続出したこともあり、2月1日からのキャンプメンバー変更について発表した。
一番の”痛手”は今季の四番候補、坂倉の三軍スタートだ。昨季、鈴木誠と最後まで首位打者争いを演じたスラッガーは今季、長打力にも磨きをかけ「誠也さん」不在となる打線の中核として期待されている。
同じ左打ちの中軸候補、西川はすでにPCR検査で陽性判定となり、今後検査で陰性にならないとキャンプに合流できない。
さらに新外国人内野手のライアン・マクブルームは新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」感染拡大に伴う外国人の新規入国停止措置が続いているため先が見えない。
本来ならこの3人は主力組の宮崎県日南市、天福球場にあす2月1日揃っていないといけない。
広島打線は昨季、新たに獲得したケビン・クロン(今季から韓国・SSGランダース)を起爆座に打線を整えようしたが、アッパー軌道の195センチ右打者はまったくモノにならず、そのせいで最後まで打出力不足打線となった。
首脳陣にとって今回はさらに頭の痛い状況であることは間違いない。打順を決めるのはずっと先になりそうだ。
ひろスポ!でも過去には「日本一早いカープ打順予想」を伝えてきたが、確かにまったく何も浮かんでこない…(田辺一球)