画像は3月の声を聞き温かくなった練習場で誕生日を迎えた近藤絵梨佳さんを中心に記念撮影するサンフレッチェ広島レジーナの選手たち
サンフレッチェ広島レジーナは3月3日、ひな祭りに合わせてふたりの新加入選手会見を行いました。2月、レジーナの練習施設には何度も雪が舞いました。急に暖かくなりました。
WEリーグ誕生に合わせてゼロからスタートしたレジーナの、近賀ゆかり選手ら最初のメンバー5人の加入が発表されたのも2020年12月25日、クリスマスのプレゼント…でした。でも、この時点ではまだチーム名すら決まっていませんでした。
選手たちが初めてみんなで合同練習したのは2021年2月15日でした。そしてWEリーグ開幕…。チームがひとつになってやっと1年ちょっと…。新しい仲間も加わって、広島の女子サッカーの未来がまた楽しみになりました。
新加入会見の巻胡花(まき・こはる)選手と森宇舞(もり・そらん)選手
広島がいつか女子サッカーの中心になる。スポーツ王国の広島の歴史がそう語りかけてきます。
春秋制で夏場にインターバルのあるWEリーグはもうすぐ再開します。
「レディースサッカー」指導経験ゼロから1年間、チームを率いてきた中村伸監督は、後半戦開幕を控えた選手たちに「レジーナが主役になれるように」とひとり、ひとりの顔を見ながらそう伝えました。
スポーツでもっと幸せな広島へ
女王の翼で羽ばたくレジーナには春の陽射しがよく似合います。
※「川風の街、七色の光」は、戦前戦後を通じて広島の人々の生活に深く関わってきたスポーツのある風景を、この街の未来に繋げていくために”そのまま切り取って”残しておく、ひろスポ!連載コーナーです。(田辺一球)