画像は練習の合間に佐々岡監督の言葉に耳を傾ける上本
4月13日 〇1-3ヤクルト 坊ちゃんスタジアム
通算11勝5敗1分け、首位巨人まで0・5差2位変わらず
18時1分開始・2時間57分、11,535人
相手先発 高梨●5回6安打4失点
本塁打 -
一番レフト西川
二番セカンド菊池涼
三番ショート小園
四番ファーストマクブルーム
五番サード坂倉
六番キャッチャー曾澤
七番ライト堂林
八番センター上本
九番ピッチャー床田〇(3試合2勝)6回107球7安打1失点(自責1)
菊池保
島内
栗林
広島は、またまた5対1のロースコアで天敵ヤクルトとの最初のカードを1勝1敗にした。あすから試合のない日が二日続くのでいい形でリフレッシュできる。ここまで17試合で3失点以内が14試合となった。
直近9試合はいずれも3失点以内で5勝3敗1分け。広島のチーム打率・260は巨人の・261と変わらないが本塁打数4は巨人の21とは比ぶべくもない。
とはいえ得点79は17試合で同75の巨人を上回っておりリーグトップ。
その高い得点力に貢献しているのが八番上本。この試合でもノーヒットなのに2得点。床田の送りバント3度のうち2度が実ったかっこうだ。
上本はこれで「休養日」(首脳陣)だった1試合を除き16試合に八番でスタメン出場。その全試合で出塁し続けてリーグトップの11得点、出塁率・468もリーグトップという凄まじさ、だ。
佐々岡監督の下、2020年、21年と出番の増えていた上本だが…
・ボール球は振らない
・三振が少ない
・何とかして”こと”を起こしてくれる
…の3点を高く評価されてきた。
それが開幕スタメン抜擢に繋がり、DeNAとの開幕3連戦で「神様、上本様」(長野)と”神格化”され、その勢いが継続している。
その打撃特性どおり、ヤクルト村上の13個、同山田と巨人坂本の11個に次ぐ10四球を選び、広角打法でリーグ7位の打率・313。
昨季は鈴木誠という絶対的存在がありながら、打順をコロコロ変えた広島だが一、三、五番は不変との方針に加え、二番と八番も固定したことで、柵越えに頼らない攻撃と好調投手陣との歯車がうまく嚙み合っている。(ひろスポ!田辺一球)