画像は中崎
4月12日 ●1-3ヤクルト 坊ちゃんスタジアム
通算10勝5敗1分け、巨人と入れ替わりで2位に後退0・5差
18時開始・3時間16分、11,891人
相手先発 サイスニード6回4安打1失点
本塁打 -
一番レフト西川
二番セカンド菊池涼
三番ショート小園
四番ファーストマクブルーム
五番サード坂倉
六番キャッチャー曾澤
七番ライト末包
八番センター上本
九番ピッチャー九里7回102球2安打1失点(自責1)
中崎●(9試合1勝2敗)
黒原
松本
広島は昨季、ヤクルトに8勝14敗3分けと負け越した。チーム全体の借金は5だったから、高津ヤクルト対策は重点事項だ。
しかし松山での今季最初のゲームは1対3の惜敗となった。
八回の中崎がヤクルト打線の粘り強い攻撃に耐えきれず押し出しで決勝点を献上した。
逆に言えばやはりヤクルトは勝負どころで粘り腰、だった。
先頭の代打宮本は8球目を左前打。
続く塩見はバントの構えを見せながら4球目を左前打でエンドランがかかり一、三塁。
青木は6球目、空振り三振も塩見二盗で一死二、三塁。
山田申告敬遠で満塁。
村上は7球目、真っすぐ空振り三振。
しかしこの時点で中崎は球数が嵩み、フルカウントの長岡に投じたこの日33球目の真っ直ぐが外れてあとワンアウトに届かなかった。
中崎は9試合で2敗目。負けがふたつ、は中崎だけ。
広島のチーム防御率は2・40でリーグトップ。先発陣は2・06。
この日の九里は1失点で責任を果たし、3試合連続でクオリティスタートに成功。チームとしても10試合続けてクオリティスタート成功となった。
開幕から16試合を戦って、4失点以上は開幕第2、第3戦のDeNA戦(横浜スタジアム)と、3連敗した4月1日からの中日戦(バンテリンドームナゴヤ)の第2戦だけ。
残る13戦は3失点以内で、チームが掲げる通りのディフェンス中心の戦いになっている。
ゆえに欠かせないのはカウンター攻撃。打順も西川、菊池涼、小園、坂倉の一、二、三、五番は開幕から固定して戦っているが、この日は小園が走者を置いて3度の打席で沈黙。13打席ノーヒットと壁にぶつかっており、「低く強い打球を打つ」本来のスタイルを早く取り戻したい。(ひろスポ!田辺一球)