画像はロッテ打線をソロ2発に”封じた”遠藤
5月24日〇5-2ロッテ マツダスタジアム
通算48試合26勝20敗2分け、首位ヤクルトに2・5差、2位巨人に1・5差の3位
交流戦2試合1勝1敗
18時開始・3時間6分、25,002人
相手先発 小島●5回7安打3失点
本塁打 -
一番ライト野間
二番セカンド菊池涼
三番センター西川
四番ファーストマクブルーム
五番サード坂倉
六番ショート小園
七番キャッチャー磯村
八番レフト宇草
九番ピッチャー遠藤〇(8試合3勝3敗)6回3分の1、82球4安打2失点(自責2)
塹江H
栗林S(16試合1敗9S)
前夜、ロッテ石川の前に音無しだった広島打線が、石川同様、規程投球回に達しているロッテの左腕小島を攻略。
1点を先制された直後の二回には無死満塁から磯村の押し出し四球で同点に追いつき、五回にはマクブルームが勝ち越し2点打を放った。小島は開幕から8戦未勝利。
広島は交流戦初先発の遠藤が6回3分の1を投げ、岡とレアードのソロによる2点に抑えて試合の流れを引き寄せた。
昨年の今ごろ、遠藤は先発としての力量不足を指摘され、二軍戦で中継ぎ登板しながら自分自身のあるべき姿を探す”旅”に出ていた。はっきり言ってお先真っ暗…
1年の歳月をかけて自己研鑽してきた成果が表れ始めた。
最大の武器は140キロ前後だが回転数の多いスピン球と、フォークのような指使いのチェンジアップ。
今季は3月・4月に4試合に先発して1勝2敗。
5月1日の中日戦’バンテリンドームナゴヤ)で中継ぎ調整した後は…
8日(マツダスタジアム)DeNA戦、8回114球7安打1四球3失点(自責1)勝ち投手
17日(宇都宮清原球場)巨人戦、8回3分の0、5安打3四球3失点(自責3)負け投手
25日(マツダスタジアム)ロッテ戦、6回3分の1、4安打2四球1死球2失点(自責2)勝ち投手
17日の巨人戦は完封ペースで続投した九回、無死満塁で交代を告げられベンチからサヨナラ負けの辛い場面を見届けた。
佐々岡監督が大いに期待する、高いポテンシャルを有する本格派右腕に不足がちだったのがリバウンドメンタリティ。昨季はまるまる1年かかったが、今季は交流戦の期間中に大瀬良や森下らと競い合えるような、次なる段階へとその歩みを進めることになるかもしれない。(ひろスポ!田辺一球)