画像は森浦大輔投手、阪神22回戦の真っ直ぐ1本の”熱投”は確かに勝ち投手にふさわしい内容だったのだけれども…
ひろスポ!概報どおり、NPBが9月13日に甲子園球場であった阪神-広島22回戦の「勝利投手」を森浦から松本に訂正した。14日にNPBから各メディアに訂正の通達があり、NPBのHPにも以下の表記がアップされた。
NPBよりそのまま引用↓
下記の通り公式記録を訂正いたします。
1.該当試合
9月13日(火) 阪神-広島 22回戦 (甲子園)
2.内容
勝利投手を森浦大輔投手から松本竜也投手に訂正し、森浦投手にはホールドを記録します。
【訂正内容】
・広島の投手成績
勝利投手 松本竜也投手
ホールド 森浦大輔投手
……
ひろスポ!では試合当日、眠いのに!?その不自然さを指摘する記事をやんわりとアップした。↓
中国新聞はNPBの訂正を受け、ネット媒体でもその旨報じ、15日付朝刊でも”解説”付きで掲載した。
ネット上では記事を読んだファンから様々な声が上がっている。みなさんのご意見はごもっとも…
ここで多くは論じないが、ポイトはひとつだけ。「公認野球規則」の文言は、決して完璧ではない、ということだろう。
米国式の規則を模して日本流にアレンジされた「公認野球規則」の文言や、それにまつわる数多くの”解説”は日本語の複雑さもあり、様々に”解釈”できるものがある。
よって最終的には現場(公式記録員のみなさん)の裁量で決まることがあるのは”みなさん”もご承知のとおり(規則でもそうなっている)。その”解釈”をどう統一していくか、が難しいはずだ。
今回のケースでは勝ち投手は一番勝利に貢献したと思わる人、となるはずが栗林(1回3分の2投球)より1回以上少ない森浦(3分の2投球回)が勝ち投手だと場内アナウンスしたり、ネット記事に掲載されたりしていたから、ひろスポ!としてはあれっ?となって、黙ってはおけなくなった。
それが我々、ひろスポ特命取材班の性…!?
すでに前出の記事でも記したが、佐々岡マジック(ひろスポ!では”真司られないマジック”と命名”)によって記録員の方たちも”どうなんこれ?”と困惑したのではなかろうか?
なお、佐々岡監督は続く14日の阪神23回戦で森下を続投させ(ここが一番難しい場面だった)、マジックを使わなかったばかりに!?極めて痛い星を逃している。(ひろスポ!特命取材班&田辺一球)