画像は2016年ファン感謝デー、オープン前のひしめき合うマツダスタジアム大型スロープ、こうした異常事態は2018年まで続き、2019年には収束した
ファン感、今回もリモート-
カープファン感謝デー2022が11月23日にリモート開催される。
「会場」は今回も中国放送スタジオなど。マツダスタジアムのスタンドにファンを招いての開催はない。
トークショーなどが主な内容で、来季キャッチフレーズ発表もある。
中国放送では特別番組が、中国放送「カーチカチ!」では無料ライブ配信がある。
リモート開催はコロナ禍によって2020年からこれで3年連続となる。
「リモート」で選手や広島球団がファンにどこまで「感謝」の気持ちを伝えられるか、は微妙だろう。
中国放送の電波の届かない県外ファンや「カーチカチ!」に馴染みのない高齢のファンにとっては縁遠い存在になりつつある。主催者側だから、ということにはなるのだが中国新聞、中国放送の読者、視聴者獲得イベントと化していないか?きっと他局は苦々しく思っていることだろう。
さらに中国放送プロ野球解説者として”活躍”してきた新井さんがきょう10月12日の就任会見をもって新監督という立ち場になる。リモートファン感は、これまで選手の盛り上げ役側にいた”主砲”抜き…?
なお、コロナ前、2019年のファン感では鈴木誠也が「明日は2019ファン感謝デーでーす」とSNSでファンに来場を呼び掛けていた。ファンとの繋がりを大切にした、らしい配慮だった。
当日は夜明け前からマツダスタジアム大型スロープはファンでほぼいっぱいになり、午前4時ごろには警備員がファンにテントを片付けるよう伝えた。25年ぶりに優勝した2016年のファン感からずっとそんな状態だった。ただ、2019年は明らかにファンの熱気が薄れていた。ファンの出足、全体数がイッキにダウンした。
…その一方で、JR広島駅前の金券ショップでは1枚1500円で無料配布の入場整理券が売られていたのである。(ひろスポ!デルタル特命取材班)
ひろスポ!関連記事
11月23日のカープファン感謝デーを前にひろスポ!アクセス数急上昇!夜中1時2時、場所取り、整理券ネット販売… | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア (hirospo.com)
(2019年11月20日掲載)