画像はディアヴォロッソ広島での引退を発表した本藤理佐。同選手はかつてアンジュヴィオレ広島のキャプテンも務めた、10月16日に広島広域公園第一球技場であったアンジュヴィオレ広島のホーム最終戦に駆け付け、マイクの前に立った。
今季、2022プレナスなでしこリーグ2部を戦った広島女子サッカークラブ“スリートップ”の一角、ディアボロッソ広島の公式HPが11月9日時点で閲覧できなくなっている。Twitterは継続中。
なでしこリーグ1部のアンジュヴィオレ広島はすでに解散が発表され、皇后杯JFA第44回全日本女子サッカー選手権大会がラスト舞台(11月26日に初戦)となる。
広島女子サッカーの頂点に立つサンフレッチェ広島レジーナはWEリーグ2シーズン目でトップ3を目指して活動中。
今季、リーグ戦では10クラブ中4位の成績を収めたディアボロッソ広島はリーグ戦終了後、中国地区代表として岡山湯郷Belle、吉備国際大学Charme岡山高梁とともに予選なしで出場予定だった皇后杯を辞退した。
Twitterによると…
11月8日 貞清健一監督退任発表、並びに清水亜紀、石川詩織、西尾麻奈美、足立英梨子、本藤理佐の5選手引退発表、さらに土井咲良、西園雪乃、今井新那、岡野有里子、赤嶺美月、山﨑萌子、徳田優香、松井琳子の8選手退団発表
11月9日 安東麻耶、川越あきら、佐喜眞幹、根本梨香子、宮本果栄の5選手の退団発表
…となっている。
9月の時点で1名が移籍済のため計19選手と監督がチームから去った。ディアボロッソ広島は現在、中身はからっぽ状態ながらチームは存続していることになる。
なでしこリーグでは2部入れ替え戦予選会はすでに11月5日に始まり、11月20日まで行われる予定。ディアボロッソ広島はチーム存続へ向け、自前施設のある安芸郡熊野町との連携や関係団体などとの調整を続けているが、先行き不透明。今後の動向が注目される。