画像は東出輝裕コーチの話を聞く林晃汰
広島の宮崎・日南キャンプ2日目(11月9日)、4年目の林晃汰が早くもリタイアした。
打撃練習中に腰の違和感を訴えた。診断の結果が待たれる。一週間後の16日には22歳の誕生日を元気に迎えるはずだったのだが…
林晃汰は昨季、コロナ禍での選手の大幅入れ替えのチャンスで一軍に定着して102試合に出場して95安打10本塁打40打点。182センチ、100キロ超えの体格を武器に左の長距離砲として期待されたが、今季は一度も一軍に呼ばれなかった。
二軍戦でも打撃面で大苦戦。しかし「一軍二軍関係なしに全員フラットな目で見て行こうと思っている」という新井貴浩監督の方針に沿って、マツダスタジアムでの秋季練習と日南秋季キャンプで打つこと、守ることに懸命に取り組んできた。
ポジションはサード。そこには育成2年目の二俣翔一とふたりだけ。
ただ、なかなか打球が思うように飛ばす、無理なスイングで腰に負担がかかった可能性もある。新井監督のキャンプ合流は13日の第2クールから。その時、林晃汰は豪快な打球を披露できるだろうか?