画像は中村奨成のバッティング
日刊ゲンダイDIGITALが11月22日、広島の中村奨成(23)について「広島・中村奨成は100万円減の年俸800万円でサイン…来季は残留でも放出でも崖っぷち」のヘッドラインで記事をアップした。
中村奨成は21日にマツダスタジアム内の球団事務所で契約更改に臨み、100万円減の年俸800万円(金額は推定)でサインした。
この日は宮崎県日南市の天福球場でチームが2週間の秋季キャンプを打ち上げた日でもあった。来季に向けての大事な場に参加させてもらえずダウン更改。ショックには計り知れないものがある
10月の終わり、週刊文春に「『おろすしかないじゃん』広島カープドラ1・中村奨成がSNSナンパで“中絶トラブル”」のヘッドラインの記事を報じられた。
夏の甲子園6発でドラフト1位、地元期待の星は輝きをほとんど失いつつある。
母校・広陵は秋季中国大会で16日に2年連続13回目の優勝を果たし、現在。明治神宮大会でも2年連続となる大阪桐蔭との決勝に勝ち上がっているから、ここでも両者のギャップが激しい。
新井貴浩監督は就任後、イの一番に今季「スタメンサード」を暫定的な活躍の場としていた坂倉将吾の“捕手1本勝負”を言明した。
その打撃力を生かしながらチームリーダーを育成する。石原慶幸(新チーム一軍バッテリーコーチ)、曾澤翼(日本プロ野球選手会会長)に続く扇の要、ということになる。
坂倉将吾は2016年のドラフト4位。“それなのに”2017年のドラフト1位で中村奨成を指名した。
夏5ホーマーの「清原越え」で話題を独占、その人気、その素質に球団が惚れ込んだのだろが、坂倉将吾との重複についての見通しが今となっては甘かったことになるし、普通なそんな選択はしないだろう。
2018年以降のふたりの数字は…
2018年(上段が坂倉以下同)
9試合8打数1安打0本塁打、打率・125
二軍戦のみ
2019年
51試合61打数14安打1本塁打、打率・230
二軍戦のみ
2020年
81試合209打数60安打3本塁打、打率287
4試合4打数0安打、打率・000
2021年
132試合422打数133安打12本塁打、打率・315
39試合59打数15安打2本塁打、打率・283
2922年
143試合539打数155安打16本塁打、打率・288
27試合57打数11安打0本塁打、打率・193
緒方孝市監督最終年の2019年、もしくは佐々岡真司監督1年目の2020年に、差を詰めていればその先の展開も違っていたかもしれない。
しかし今となっては2021年で勝負あり!
現在は頭を丸めて再起を誓っているが、3、4年前にそういう気持ちになるべきだった、という落ちになる。
なお、新井貴浩監督は「全員一度は一軍で、できることならね、全員登録して全員で戦いたい」という考えを示し特に若い選手には「元気よく、明るく、厳しく」グラウンドに立ち続ける姿勢を奨励、熱望している。
ひろスポ!関連記事
女性スキャンダル?報じられても日南キャンプ参加の松本竜也と参加回避の中村奨成 の不思議 | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア (hirospo.com)