画像は敗北を使えるドイツ国内ニュース
W杯サッカーカタール2022第4日 1次リーグE組(11月23日、ドーハ・ハリファ国際競技場)
FIFAランキング24位の日本が「ドーハ」の地で同11位のドイツに2-1のスコアで逆転勝ち。日本サッカーの歴史を1次リーグ初戦で塗り替えた。
W杯での日本の逆転勝利は初めて。失点は前半33分、GK権田修一(清水エスパルス)の反則で与えたPK。権田修一はそのあと、ドイツの至近距離からの攻撃をことごとく、しかも連続して跳ね返した。
そして追いかける日本は後半26分に途中出場した堂安律(SCフライブルク)が同点ゴール。さらに後半12分から途中出場の浅野拓磨(ボーフム)が後半38分に決勝弾を蹴り込んだ。
日本をまだ見ぬ景色へと導こうとする森保一監督と浅野拓磨の関係は、サンフレッチェ広島での控え選手時代から数えてちょうど10年目になる。
その間、ふたりの間にも、それぞれの歩んできた道にも語り尽くせぬ苦労があった。
その汗と涙の結晶が決勝弾となった訳だが、そんな“事情”を知る由もないドイツにすれば、あまりにもショッキングな初戦黒星になっただろう。
ドイツでも試合終了後、この“ドーハの悲劇”を試合後ほどなくニュースで取り上げた。
特に2点目の場面では、板倉滉(ボルシアMG)のロングFKを前方への走り込みからのナイストラップで足元、コントロールレンジに収めた浅野拓磨と、その左後方から潰しに来たDFニコ・シュロッターベック(ボルシア・ドルトムント)の共有した2秒ちょっとに対する“取返しのつかない事態”に話が集中した。
冒頭のテレビニュースには「ニコ・シュロッターベックよ!なんという受け入れがたいことをやらかしてくれたんだ!(感嘆文)」のスーパーが入っている。(ひろスポ!W杯取材班&平岡誠治・田辺一球)
W杯カタール大会取材協力:たきのぼり不動産(広島市中区八丁堀12-15)
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