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2022年11月26日
編集部

松江市で年内ラストホームゲーム、首位を行くWD名古屋の高さに跳ね返され?JTサンダーズ広島5連敗~ちゃこのVプレミアレポート

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JTサンダーズ広島
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    飛翔会

  • 2

    ダグ

  • レッドヘルメット

2022-2023  V.LEAGUE Division 1   MEN
レギュラーラウンド第6週第11戦/ 全18週36戦
2022年11月26日(土)島根県松江市・松江市総合体育館
vs ウルフドッグス名古屋(全4対戦 初戦)
観客数:  1150人

 

年内最後のホームゲームになります。ここ、松江市総合体育館はBリーグ「スサノオマジック」の本拠地。大きさもキャパ数3000くらいとちょうどいい感じ。2階席の足元は透明板で見やすくなっています。車椅子席が20席というのは、「お!新しい体育館なんだな!」という感じです。

松江市
会場内の様子

 

試合開始時刻の2時間前に開場しますが、色々楽しみがあります。

JTグッズ販売ブースをはじめ、オリジナルガチャ(ファンクラブ会員限定のものもあり)や、ホームゲームスタンプラリー、その会場毎に新作が披露されるバルーンアート、選手の幟は会場入口外でお出迎え、選手等身大パネルは会場内でみなさまをお迎えです。

 

Vリーグの開催方法が「ホーム&アウェイ」方式になった時、多くのチームがホームゲームを自分の本拠地での開催が半分以上、何処かとサブホーム提携をしてそこで年1回開催、というパターンにしました。

が、JTサンダーズ広島は、広島市での開催だけでなく広島県内は呉市・東広島市・福山市でも開催し、広島県以外の中国地方の県での開催(山口、岡山、鳥取、島根)で開催や四国(愛媛県松山市)での開催も企画してきました。

山陰でのホームゲームは「ホーム」感が微妙な感じで。

「JTサンダーズ広島」が中国地方唯一のVチームである、ということが浸透していなくて、面白そう、強そうなチームをJT緑のハリセンで応援しちゃうんですよね。面白いものを応援する、それは決して間違ってはいなくて、むしろ、JTが面白い試合が出来ていない、ということが問題であって。

前のホームゲーム鳥取大会はそれが如実に現れた大会だったと思うんです。この島根大会ではどうするのか、そこも注目でした。相手のWD名古屋はここまで9勝1敗で首位なわけですし。

 

年内にVリーグの試合はこの日も入れてあと4試合。この試合に負けると借金生活。相手が首位と言えども、負けられない一戦です。さぁ!試合はどうなった?!

 

16-25

25-23

21-25

25-27

 

セットカウント1-3で敗戦。ポイント取れませんでしたが、実りある敗戦だったと思います。

 

この試合のスタメンは、

OH:坂下、新井
MB:小野寺、安永
OP:ジャン・チュアン
S:阿部 2セット目以降は合田。前衛3ローテ限定で金子
L:唐川/西村

 

JTサンダーズ広島 新井
スパイクを決める新井選手

JTサンダーズ広島 武智
各セットで途中から入り、試合を締めた武智選手のサーブ

OHのペアも、坂下→武智(第4セットで、坂下をようやく交代)、新井は第2、3セットでは後衛に時に武智と交代する場面があったけど第4セットは慎さんと交代。自分が代わる気満々だったジャンがコート横に取り残されてたのが笑えたけど(苦笑)。どうしてベンチに入っている将平が出場できないのか、という謎は残るけど、現時点では、ラッセルなし、金子のコートinは限定的という中で、ものすごく善戦したと思います。

 

第1セットは手も足も出ない間に終わってしまいましたが、2、3、4セットは緊迫した、ワクワクする展開でした。やはり問題は、サーブ、と、トス、かなぁ。

 

「コンディション不良」の詳細はわからないけど、ストレッチとかの全体練習にも入らないということは、多分明日に試合にも出ないだろうし、来週のVリーグ年内最終試合にも出ないかもしれない、ラッセル。

第2、3、4セットは限定だけど出場したものの、どんなにその時間帯が追い上げムードだったとしても交代させられちゃう金子。

明らかにJTの方が「角落ち」だったと思いますが、結果、2セット目以降は競り合う展開に持っていけている、というのは、マジすごいよなぁ、と思います。これで、故障者がなくて万全で、ジャンもチームにマッチしてきたら…、と思うとゾクゾクするけど。でも、現在の結果は「善戦」であって、勝ててない、ということには変わりないです…。

 

チームを、コートの中を、どうまとめていくのか、はいつも課題なわけだけど、相手チームは、エースである助っ人さんがキャプテンバーをつけており、コートの中のまとめ役も盛り上げ役も全てを担ってる。

JTサンダーズ広島 
金子選手からの速いトスまわしからの小野寺選手のクイック攻撃

JTサンダーズ広島 ジャン
ブロックポイントを決めた金子選手を讃えるジャン選手

 

相手セッターは身長とか出身校のこととかで、うちの金子くんと比較されることが多く、多分お互いに意識してるだろうけど、「意識する」ということが良い意味で発揮される時と、マイナスに作用あうることがあるよね?!金子くんの出場は、多分演出ではないだろうと思うけど、本当に限定的。

でも、その存在感は、出場してすぐのブロックポイントで圧倒的に印象付けられた!!相手のセッターが意識しないわけがない。結果、相手セッターはドリったり、トスミスったりしてました。その間、これまでは金子くん自身がドリったりしてわけだけど、冷静だったですねぇ。出場が限定的だったからかなぁ。今後、身体的に万全になって出場できるようになった時に、この経験が生きてくると良いなぁ。

 

今日の対戦相手、ウルフドッグス名古屋は多分V1の10チームの中で、スタメンの平均身長が1番高いんじゃないか、と思われる。(計算上は195.5) JTは現在ラッセルを欠き、Sも合田中心、となると、相手よりも5cm近く下回ってしまいます。(これ、金子、ラッセルが入ると解決します)

それに、ジャンや小野寺が自分の高さで気持ちよく打てているかどうかにも左右されます。ジャンが雄叫びを上げて気持ちよく打っている時には、ブロックが完成して時には通過してるんですよねー。

小野寺も、しっかりジャンプして腕がキッチリ伸びて、その上で、小野寺自身が「打たされて」いるのではなく、自分でコースを決められたら、…無双ですよ。

これにさらにラッセル…

ゾクゾクゾクゾクゾクゾク…!!

 

今日の一番の収穫は、JTのプレイで、島根の会場に集まったバレーボールファンの応援力を勝ち取ったこと!!これに尽きる。第1セットは、JTにもウルドにも同じようにハリセンを合わせてたんですよ、会場で「今日初めてVリーグの試合見にきました」というファンは。それが、第2セット→第3セット→第4セットと、段々とJTの応援団と合わせてくれる数が増えていって。最後試合が終わった時には、すごい応援になってました。

「会場を味方にする」大切です。

JTは自分のテリトリーの広島に限ってなくてホームゲームを行っているから、この雰囲気を獲得するのも、惰性ではいきません。プレーが応援を引き出したのです。

 

第4セットはOH対格が、武智ー慎さんだったわけだけど、相手のサーブがすっごく新井を狙っていたことを考えると、OHのどちらもがパスヒッターで狙いどころを困ったでしょうね。JTは守備力はあって当たり前、のOHが目白押しなので、元OPの新井以外は穴がないと思われます。これも今後は絶対に強みになっていく、ハズ。明日も松江市総合体育館でWD名古屋と対戦です。

明日は勝つぞーーーう!

頑張れ!JTサンダーズ広島!

頑張ろう!NIPPON!(ちゃこ)

JTサンダーズ広島 安永
安永選手がVリーグ通算230試合出場達成し「Vリーグ栄誉賞」で表彰されました

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