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2022年12月25日
編集部

森保監督「続投」報道ラッシュのクリスマス、「50年までにW杯優勝」の日本サッカー、4年後8強ノルマの重責に挑んでこそ…

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田嶋 サッカースタジアム
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森保ジャパン第2幕へ、最終的にOKを出すのは日本サッカー協会の田嶋幸三会長。画像は9月に田嶋会長が広島を訪れた際に撮影されたもの、窓の外に広島新サッカースタジアム、通称ポイチスタジアム(ひろスポ!命名)建設現場のクレーンが見える。

 

 

年末の森保ジャパン報道合戦(死語?)が、クリスマスでピークを迎えた。

 

24日午前3時、スポーツ報知は「森保一監督に続投オファー提示 日本初のW杯2大会連続指揮へ」の見出しで、日本代表次期監督候補として日本サッカー協会が森保一監督に一本化してオファーを提示したとネットニュースにアップした。

 

続いて25日午前1時55分配信記事では「森保一代表監督、続投オファー受諾で第2次政権誕生…年内予定の臨時技術委員会で就任報告へ」のヘッドラインでダメ押し。森保一監督の続投が決まれば、世界ベスト8と、2大会連続日本人監督のふたつの「初」を目指すことになると締めている。

 

25日付スポーツ各紙一面が「G1有馬記念」となっている中、デイリースポーツは中面に「森保監督続投」の見出しを取った。来年1月の日本サッカー協会理事会を経て正式決定するとある。

 

“地元”の中国新聞は25日付一面で「森保監督続投へ」と打った。さらに中面でも「森保監督W杯8強へ再挑戦」「続投大筋合意」「代表に強い愛着」の見出しを取った。

 

クリスマス、森保一監督へのプレゼント???

 

スポーツ報知では年内に予定されている臨時の技術委員会で就任が報告される見通しとなっている。そのあとは年明け、反町康治技術委員長が理事会で「森保続投」を報告して、田嶋幸三会長同席の下で「OK!」となる流れだ。とはいえ、複数メディアが競って報道しているように、理事会で「反対」の声が上がる可能性は極めて低いはずだ。

 

森保推しの田嶋幸三会長の任期は2024年3月まで。後任には「オレは森保が好きだから…」とアジア最終予選崖っぷちの森保ジャパンを擁護してきた岡田武史氏(2022年3月に副会長復帰済)が予想されるため、次の理事会での決定事項には日本サッカーの未来を考えた場合さらに重みがある。

 

森保一監督についてはW杯カタール大会敗退後、「1カ月の充電期間」がある、とされていたが、帰国後も続くメディア対応に加え、大晦日の紅白歌合戦審査員にまで引っ張り出されてゆっくり休む暇もなさそう。完全休暇をプレセンとする訳にもいかないだろうし、そうこうしているうちに年が明けて森保ジャパン第二幕、となる。

 

 

日本協会は「05年宣言」として「50年までにW杯優勝」という崇高な目標を自らに課している。森保一監督はそのロードマップの中の一時期を預かる者として、代表経験者の裾野を広げることでの代表の頂点引き上げを目指し「次の監督へ、いかにいい形でバトンを渡すことができるか」を第一にカタール大会まで準備期間を重ねてきた。

 

W杯ベスト8に入るためだけのメンバー選考、チーム作りに邁進する外国人監督とはそこが根本的に違う。

 

「日本人の良さ」を引き出そうとする戦術も、そうだ。

 

 

今回の再契約では、その「日本サッカーの未来のための」準備期間が4年だと思っていたものが計6年、あるいは8年まで延長されることになる。ただし、もう”失敗”は許されない。北中米を舞台とする4年後のW杯は8強ノルマとなる。

 

ひろスポ!では、森保一監督が2017年7月にサンフレッチェ広島に別れを告げた際に「大正時代、昭和初期からスポーツ王国として国内はもとより、世界と渡り合ってきた広島スポーツ界を見渡しても、森保氏ほどの傑出した指揮官は、そう多くは存在しないのである」と紹介(下記記事)したが、あれから5年半、さすがはポイチ!

 

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一筋縄ではいかない日本協会の監督人選問題もクリアして、まだ誰も歩んだこととないSAMURIBLUEの道を切り拓いていく。(広島スポーツ100年取材班&田辺一球)

 

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