画像は抜群の飛距離、バットを振り切る西川龍馬
広島の日南キャンプは2月5日が第1クール最終日。野手陣はキャンプ恒例のロングティーに臨んだ。
ひとケースおよそ100個。2グループに分かれてそれをおよそ20数分打ち続ける。午後2時40分に始まったハードメニューは、全員で球拾いをして終わるまでおよそ1時間…
末包昇大の打つ分だけケース3段重ねにする新井監督、普通は1ケース
末包昇大の声出しで打ち方、始め!
「先を見ずに、山まで放りこんでいきましょう!」「南郷まで飛んでいけー!」
末包昇大の大きな声で1グループ目が始まった。スタンドのファンからも大きな拍手…
両翼99メートル、中堅122メートルの天福球場。やはり末包昇大の打球は高く上がって時にはセンター方向で柵越えすらする。完全に頭ふたつ飛距離が抜けている。
否、もうひとり恐ろしく飛ばす選手がいた。西川龍馬。オフにFA移籍を封印してチームに残っただけのことはある。鈴木誠也とふたり、2年前のキャンプまでは右と左の中軸だったが鈴木誠也が抜けていっそうその存在が際立つ。
途中で自分のケースのボールを隣の宇草孔基のケースに放り込む西川龍馬
日南地方はずっと晴天続きで相当、空気も乾燥しているが、それでも西川龍馬の放つ打球は音が違う。おそらく放物線の最高到達点は逆スピンがすさまじく末包昇大以上。そういう打ち方ができる。
首脳陣に”いじられる”末包昇大にはファンから盛んな声援や拍手が起こっていたが、端っこの方で異次元の打球を放ち続けた西川龍馬が間違いなくこの日の主役。モノが違う、とはこういうことを言うのだろう。(ひろスポ!キャンプ取材班)
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