画像はかつて広島市東区のアストラムライン沿いにあった「アスリート」社屋、この画像撮影の時点で、新井貴浩監督やダルビッシュ有らがトレーニングに使った器具はすでに運び出されていた。月刊広島アスリートマガジンの前身、アスリートマガジンはここで生まれた。ただしこの社屋はすでになく、今は更地にマンションが建設されている
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「平成の鉄人」金本知憲、カープリーグ3連覇の原動力新井貴浩…著名アスリートの“活動拠点”トレーニングクラブ「アスリート」電話不通に… | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア (hirospo.com)(2021年10月29日掲載)
地元局のテレビ、ラジオ番組出演やイベント司会、インフルエンサーとしても活躍中の、うえむらちかさんのTwitterのフォロワー数は2・3万人。3月26日にマツダスタジアムであった新井カープ、今季オープン戦ラストゲーム入場者数は2万2805人…
ところで、ひろスポ!デルタルハンター取材班には、広島の雑誌業界についてかなり詳しい者がいる。
なぜか?
1980年代、国内各都市で「タウン情報誌」が幅広く展開されるようになったが、そのころ広島タウン情報(現TJ Hiroshima)で月刊誌作りに携わっていたから、だ。
さらに付け加えるなら、カープファンお馴染みの広島アスリートマガジンの第1号表紙のカット(あの有名な新井さんの五厘刈)を選んだのもデルタルハンター班なら中身を作ったのもそう。第1号は“我々なし”には生まれていない。
もっと言うなら広島アスリートマガジンの前身の「アスリートマガジン」創刊時に「月刊誌は大変なので止めた方がいいですよ」と当時の責任者に助言したのも、アスリートマガジンから広島アスリートマガジンへの移行期に、三村敏之さんといっしょに橋渡し役となったのも“我々”だ。
だから、今回の一件を見過ごすわけにはいかない。
苦労して“我々”が築き上げてきたものまでも、台無しにされた気分だ。
3月25日発売の広島アスリートマガジン4月もやはり新井さんが表紙。だが、中身(コンテンツ)から忽然の3つの連載コーナーが消滅していた、という。
その中のひとつが、うえむらちかさんの連載ページ。何の告知もなく打ち切られており、そもそも広島アスリートマガジン側からの連載打ち切りの連絡がなかったことも分かっている。
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うえむらちか@ショートカッ党(@UemuraChika)さん / Twitter
この件のうえむらちかさんのツイートには全国の読者やカープファンが反応。
「年間購読やめる」とか「広島のスポーツを盛り上げてくれてる雑誌って思っていたけど腹黒いな…」とかかなりディープなリプで溢れ返り、アクセス数は15万件に達している。
もちろん同誌編集部の内部を除いたわけではないので、勝手なことは言えないが、それを承知であえて指摘させてもらうなら、同誌制作現場はかなり危うい状況にある、ことが想定される。
例えばある番組が3月いっぱいでゲスト解説者を交代させるとするならば、番組プロデューサーが早めにそれをゲストに伝え、丁重に頭を下げて番組では花束を渡し、お別れの挨拶もあり、後日スタッフともども食事して…となる。(これもデルタルハンター班はやっていたのでよく分かる)
それがいきなり何の告知もなしにプツリと番組でも雑誌の連載コーナーでも途切れたらどうなるか?説明するまでもないだろう。
受け手側によっては“切られた方に原因があったのでは?”と取るケースもあるかもしれない。
だが今回の広島アスリートマガジン4月号のコーナー“ぶった切り”の案件は編集部側の問題でしかない。
それは街中に転がっている情報を集めることに長けている“我々”のリサーチ力を持ってすれすぐ分かる。
リプの中には次のようなものもあった。
最近気になることが多くて 大好きな真田さんのお名前が消えた。 年間購読プレゼント廃止。値上がり。 プレミアム会員は何処へ?特典は… アスマガフェス開催されず… ミニイベントもやめられた? 書面の方向性変わったような
……
なるほど、定期購読されている読者の方が「あれっ?」と思うようなことが頻発していそうな気配だ。これはデルタルハンター班の持論であるが「あれっ?と思うことには必ずウラに意外な事実が隠されている」。必ず、だ。
紙媒体が生き残るためには、よほどの独自性やプレミアムが必要で、それを自ら削ぎ落しているような印象さえ受ける。
調べてみたら「真田さん」が同誌の編集長を務めたのが2022年9月号までで、不思議なことにその前後は牧本直丈編集長になっている。
傍から見れば“権力争い”以外の何物でもない。
しかも同誌編集部は以前から編集作業で繋がりのあった広島市内の情報出版社関係の人材(カープ関係の取材・編集のできるスタッフ)をつい最近、ひとり採用したようだが、そこに至るまでに「月刊誌の編集を中心的にこなせる人材はどこかにいないか?」とかなりリサーチした形跡がうかがえる。
よくよく聞き回っていくと「真田さん」はしばらく編集部に顔を出していないことも判明した。
今回、ぶつ切りされたのはその「真田さん」のコーナーのみ。その中のひとつが広島エフエム放送番組とのコラボ企画だった。この番組の“ルーツ”を辿っていけば、これまたデルタルハンター班がゲスト出演していた番組に行き当たる。
我々の情報網は文字通り広島市街地、デルタ地域のそこここに張り巡らされているのである。(この項続く、ひろスポ!デルタルハンター班)
「黒歴史」次回予告はコレ、注)広島アスリート誌とは何の関係もありませんが、カープ関係の月刊誌における”事件”の話です。↓