画像はマツダスタジアム開幕戦のスコアボード
4月4日 ●4-5 阪神 マツダスタジアム
通算4試合0勝4敗
18時2分開始・3時間23分、29,329人
相手先発 西勇6回3分の0、4安打3失点
広島本塁打 坂倉1号②
出場登録 九里
一番セカンド菊池
二番ライト野間
三番センター秋山
四番ファーストマクブルーム
五番レフト西川
六番サードデビッドソン
七番キャッチャー坂倉
八番ショート小園
九番ピッチャー九里4回3分の1、87球4安打4失点(自責2)
島内
ケムナ
アドゥワ
栗林●(1試合1敗)
開幕3連戦は”高津先輩”の前に歯が立たなかった。広島打線、3試合でたった2得点。
さて、仕切り直しのマツダスタジアム、本拠地開幕戦。打率・000の野間と小園は、全体練習前にたっぷり打ち込んだ。秋山や大盛もかなり打ち込んだ。点が取れないと投手陣に無用の重圧がかかる。
広島の先発は年末年始を使い米国アリゾナで1カ月の”武者修行”を経験した九里。だが、結果だけ見ると昨季までの悪い時といっしょ。重箱の隅をつつきたがるとろくなことはない。球数が増えてなんと6四球…
わずか11球で片付けて、おっ!と思わせたのは初回だけだった。二回、大山、佐藤輝の四番、五番に暴投絡みの連続四球を与えたあと犠飛で先制されると、同点にしてもらった直後の四回にも四球絡みで勝ち越しされた。
五回には先頭の近本にまた四球。続く中野のセーフティ気味バントでは自ら一塁に悪送球。で、そこから2点を追加された。
それでも再び追いつけたのは、赤く染まったスタンドのおかげだろう。
七回、エラー出塁のデビッドソンを置いて坂倉が1号2ラン。先発の西勇を引きずり下ろしたのは次につながる。ミスが失点につながるのはお互い様…
さらに八回、阪神三番手、浜地からデビッドソンが同点犠飛。
ところが九回、今季初登板の栗林が大山に勝ち越し打を許してしまう。その裏、阪神も湯浅投入。一死から代打松山が中前打して代走要員で開幕一軍となった大盛の出番となったが、ボールカウント2ー2からの牽制球で反射的に飛び出してアウト。節目節目のミスが課題の新井カープ、連敗は4に伸びた。
ところで阪神期待のドラ1ルーキー森下はドラフト会議で広島にも指名するチャンスがあった。
鈴木誠也が抜けた広島は一昨年のドラフトで末包、中村健を指名したが、現状ではともに二軍で悪戦苦闘中。
阪神サイドからのこの日の森下を見ていくと…
二回の無死一、三塁では九里の真っ直ぐも変化球もファウルにしながら6球目を先制犠飛。
四回の一死一、二塁では九里との2度目の対戦で左中間へ適時二塁打。
五回の二死一塁では九里を救援した島内の快速球、しかも初球を右前打。
七回の第4打席では二死一、二塁でケムナと対戦。ここもファウルで粘りながら最後は快音を残すライトライナー…
スイング軌道が点ではなく線になっている。今だけなのか、この先も非凡な打撃に徹するのか?
野間、秋山、西川と全員が左打者の広島打線に、もしかしたらぴったりの人材だったのではないだろうか…(ひろスポ!取材班&田辺一球)
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