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2023年04月07日
編集部

広島ドラゴンフライズ消滅の危機…回避のための大一番、4月8日・9日に広島サンプラザホールで宿敵島根スサノオマジック戦、NHK総合でも中継あり!

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フライガールズ
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画像はフライガールズ

 

Bリーグ西地区で3位につけるける広島ドラゴンフライズは4月7日時点でレギュラーシーズン全60試合中36試合を消化して36勝12敗、勝率・750。一時期の足踏み状態を脱して5連勝と再加速しつつある。

 

 

残りは12試合でクラブ史上初となるチャンピオンシップ進出マジックは「1」。8日の島根スサノオマジック戦に勝てば自力出場が決まる。敗れても宇都宮ブレックス敗戦かつアルバルク東京勝利で悲願達成、となる。

 

 

中国山地を挟み、クラブの歴史上でも競技力においても先輩格の島根スサノオマジックは4月1日、早々とチャンピオンシップへの2度目の出場切符をゲットした。ここまで41勝7敗、勝率・854はB1全24クラブ中2位で現在18連勝と西地区首位を快走中。過去2シーズンのB1での直接対決でも1勝7敗と圧倒されている。

 

 

島根スサノオマジックまでのゲーム差は「5」。逆転地区優勝を狙うなら4月29日と30日に敵地で開催される2試合と合わせて勝ち続けるしかない。

 

 

ところでチャンピオンシップを目指す広島ドラゴンフライズは同時に4月を経営面、集客面から見た“特別指定強化月間”と位置付け、広島県民に向けいっそうの応援、支援を呼び掛けている。

 

 

その甲斐あってこの土日の残券はごく一部に限られ、広島サンプラザホールは4000人前後のブースターで埋め尽くされることになりそうだ。欲しかった席のチケットが取れなかったファンは8日午後1時50分からのNHK総合生中継で声援を送ることになる。

 

 

ひろスポ!では今後、詳しく紹介していくが、広島ドラゴンフライズは残念ながら2026年10月にスタートするBリーグの新リーグ参入争いにおいて、はっきり言って先行する各地のクラブに大きく水をあけられた状況にある。

 

 

新リーグへの参入条件にはチーム競技力の優劣は含まれていない。むろんレギュラーシーズンで熱いゲームを繰り広げたり、チャンピオンシップに出場したりすればより多くのファンの共感を得ることができるから、集客や売り上げアップにつながり、新リーグ参入条件にある年間12億円の売上基準や平均4,000名の入場基準に寄与することになる。

 

そういう意味ではまだ「4,000」の数字に達していない広島ドラゴンフライズにとってこの土日の大入り予想はよい流れ、ということになる。

 

ただし広島ドラゴンフライズは他クラブが血眼になって準備を進める「アリーナ基準」項目で「新アリーナ建設」のロードマップを描けずにいる。一番の苦戦の原因はそこにある。関係自治体である広島市や広島県からの”アシスト”不足という言い方もできるだろう。

 

 

もしも新リーグ参入に失敗すれば、瞬く間に戦力が流出して、これまで苦労に苦労を重ねて築いてきた広島の新たなバスケ文化の芽が摘み取られてしまう。

 

 

当然ながら島根スサノオマジックもまた新リーグ参入に向け、あの手この手に余念がない。まさにライバル…

 

 

話をまとめるとコート上での激突は、チャンピオンシップ出場とB1王者への道であるのと同時に、所属クラブの存続やそれぞれの地域でのバスケ文化の普及・発展、あるいは衰退の分水嶺となる極めて重要なサバイバルレース、ということになる。(ひろスポ!広島スポーツ100年取材班&田辺一球)

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