画像は野間
4月14日 〇1-0 ヤクルト4回戦(マツダスタジアム)
通算11試合6勝5敗(首位のヤクルト、阪神までまで1差、DeNAと同率3位)
18時1分開始・2時間39分(中断32分)、25,911人
相手先発 ●小川6回3安打1失点
広島本塁打 -
一番セカンド菊池
二番ライト野間
三番センター秋山
四番ファーストマクブルーム
五番レフト西川
六番サードデビッドソン
七番キャッチャー曾澤
八番ショート上本
九番ピッチャー大瀬良〇(3試合2勝1敗)6回97球4安打無失点
松本H
ターリーS(6試合1S)
広島は6日の阪神戦に続いて今季2度目の雨天コールド完封勝ち。阪神戦は六回表攻撃中、この日は八回表終了時。開幕からまだ11試合しか消化していない。
しかも月間2度は2リーグ制になって初の珍事。逆に言えば新井カープがそれだけ水を得たコイである、ということになる。
付け加えるなら、雨予報で雨雲が接近していても試合を強行する、広島東洋カープの特殊性による産物で、遠方から来場するファンにとってはプラスでもあり、しかしずっとずぶ濡れで応援することによる弊害もあり…
開幕戦先発右腕同士の投げ合いは、雨で足元がぬかるむ中にあっても見ごたえのある投手戦になった。
結果的には…
ヤクルト・小川6回75球3安打無四球の1失点
広島・大瀬良6回97球4安打1四球の無失点
勝敗を分けたのは六回の投球。
大瀬良は五回まで毎回の走者を背負っていたが六回は濱田、村上、オスナのクリーンアップを遊飛、空振り三振、空振り三振に退けた。
その裏、小川は一死から大瀬良の代打・松山に内角の厳しいところを突いたはずが詰まりながらショート後方に落とされた(代走・大盛)。続く菊池も内角球で注文通りの投ゴロ。しかしこれを自ら二塁に悪送球。二、三塁となって続く野間に決勝打を許した。
打った野間は第1打席ファーストライナー、第2打席もファーストのオスナの好守と小川のナイスベースカバーで一ゴロに倒れていた。
正に三度目の正直。
開幕3連戦の神宮球場でスタメン二番で出場を続けた野間は小川の前に2三振するなど3の0、第2戦も3の0、第3戦も4の0で、オマケに第3戦では村上の大飛球を捕り損ね、決勝の”ほとんどランニングホームラン”を献上した。
広島はいまだ送りバントゼロ。犠打を使わない「二番・野間」の真骨頂!
ヤクルトからひとつ取り返した広島は貯金1に戻して首位ヤクルトまで1差となった。(ひろスポ!取材班&田辺一球)