画像はTBSテレビ「流星ワゴン」に出演した時の北別府さん
カープのエースとして活躍した20世紀最後の200勝投手北別府学(きたべっぷ・まなぶ)さんが6月16日、広島市内の病院で午後0時33分、死去した。2020年1月、血液がんの一種である「成人T細胞白血病」と診断されたことを広島ホームテレビの夕方ワイド「5up!」内で公表、以来、闘病を続けながら“現場復帰”を目指していた。65歳。鹿児島県出身。
宮崎県都城市の都城農高からドラフト1位でカープ初優勝の翌年1976年に入団した。1978年に10勝を挙げ「精密機械」と評された制球力を武器に11年連続で2桁勝利をマークし「投手王国広島」を牽引、5度のリーグ優勝に貢献して3度の日本シリーズでも投げた。沢村賞、最多勝などタイトルを多数獲得して1994年に引退。以来、プロ野球解説者として活躍、自身の言葉でファンと直接やりとりするブログや子どもたちと触れ合う「北別府ファーム」にも熱心だった。
通算213勝141敗5セーブ、防御率3・67。2012年、野球殿堂入り。古巣の広島ホームテレビは同日、夕方ワイド「ピタニュー」の冒頭から北別府さんの訃報を詳しく伝えた。
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