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2023年07月19日
編集部

広陵コールド勝ちも課題あり? 武田の強打に挑んだ英数学館は九回の反撃も及ばず~第105回全国高校野球選手権記念広島大会第8日

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画像は広陵の中井哲之監督

 

第105回全国高校野球選手権記念広島大会第8日(7月19日)

 

3回戦8試合が県内4球場であり、ベスト16が出そろった。県内を雨雲が通過して雷雨の恐れなど激しい気象条件の変化があったため、試合中断や時間変更が相次いだ。

 

20、21日は試合がなく、22日に3球場で4回戦8試合が開催される予定。

 

<バルコムBMW野球場>
広陵9-0城北(七回コールド)
武田4-2英数学館

 

広陵と城北の対戦は結果的にはワンサイドだが内容的には見るべきものが多かった。

初戦の三原戦を5投手の継投で乗り切った城北はこの日も試合展開を睨みながら投手交代を重ねる作戦。先発したのは初戦と同じく左腕の毛木章史(2年)だった。

初回の立ち上がりは抜群で、わずか11球でスリーアウト。超高校級の真鍋慧(3年)も飛距離は出たが右飛に打ち取った。

しかし二回には2本のヒットで1点を先制され、さらに犠打エラー、バッテリーミスなどが絡んで失点。二番手左腕のの権藤佑一(3年)も死四球を出してリズムに乗れず、1イニング8失点となった。

それでも三番手の出口将士(2年)と四番手のエースナンバー谷口輝大(3年)のリレーでは超強力打線を4回1/3、2安打1点に抑えた。甲子園制覇を目指す広陵は終わってみれば7安打。3盗塁したものの、課題が残る一戦になったかもしれない。

 

……

 

武田と「昨夏、広陵を倒した」英数学館は熱戦になった。武田が一、二回に1点ずつを奪い、武田の先発、神田優作(2年)に抑えられていた英数学館は六回に反撃。

先頭の四番・鈴木海道(2年)が左前打で出ると、次打者・笹村凌我(3年)の初球が暴投となって二塁へ。笹村凌我は四球で無死一、二塁。波田俊哉(1年)が送りバントを決め二死から二番手でマウンドに上がり武田打線の反撃を抑えてきた川上幹太(2年)が左前適時打を放った。

逃げ切りたい武田は八回、二死無走者から2点を奪い4対1。追いかける英数学館は九回、相手のミスにも乗じて一死満塁。二死から鈴木海道の適時打で1点を返したが、最後は武田二番手の大型右腕、山本盛世歩(2年)の前に”もう1本”が出なかった。

武田の打線は強力で二回に飛び出した七番・小林蒼空(3年)のソロホームランなど捉えた打球の速度が速い。2年連続の4回戦進出に届かなかった英数学館は流した涙とこの日の経験を糧にしてまだまだ成長できそうだ。

 

 

<鶴岡一人記念球場>
広島商12-1府中
総合技術10-0安芸府中(五回コールド)

 

<三次運動公園野球場>
盈進6-1尾道北
呉港10-1庄原実(七回コールド)

 

<ぶんちゃんしまなみ球場>
崇徳10-0広島工(五回コールド)
国際学院12-7三次

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