画像はレセプションであいさつする在日ウズベキスタン共和国大使館のムクシンクジャ・アブドゥラフモノフ大使
サッカーを通じて世界に平和を発信することを目指して広島市内で開催中の「HiFA(ハイファ)平和祈念2023」(公益財団法人 広島県サッカー協会など主催)の各大会開会・歓迎レセプションが8月7日、広島市中区のホテルであった。
集まった関係者はおよそ120名。国連訓練調査研究所 ユニタール 広島事務所の隅元美穂子所長を始め、広島県サッカー協会の古田篤良会長、長崎県サッカー協会の殿村育生会長ら協会関係者、協賛企業担当者らに加えてU15広島県高校選抜、U-17日本代表、U-17ウズベキスタン代表、U-15日本女子代表、サンフレッチェ広島など大会参加チームの関係者が懇親を深めた。
在日ウズベキスタン共和国大使館のムクシンクジャ・アブドゥラフモノフ大使も招かれ壇上であいさつした。
「HiFA(ハイファ)平和祈念2023」の各大会スタート当初から特別協賛している株式会社バルコムの山坂哲郎代表取締役会長は次のようにあいさつした。(一部を抜粋)
あいさつする株式会社バルコムの山坂哲郎代表取締役会長
今回はウズベキスタン、オーストラリア、長崎とたくさんのチームにご参加いただき本当にありがとうございます。この大会は2006年に平和記念と題してまず広島国際ユースサッカーを始めました。その時、私の広島大学の後輩である(広島県サッカー協会の)中山正剛君がやってきて平和記念のサッカー大会をしたい、山坂金を出せというところから始まりました。彼は教員をしていてその退職金も大会に注ぎ込んだと思います。中山正剛君がいなかったらこの大会は存在していなかっただろうと思います。そこからのスタートで皆さんの様々な力によって広島と長崎のピースマッチや女子フェスタへと広がりました。
それとうちの社員のボブル(株式会社バルコム・ウズベキスタンビジネス部マネージャー)が私の大学の後輩ということもあってウズベキスタンとのかかわりができました。ウズベキスタンのチームは過去にも来ていただいておりますが、今回またぜひ!ということでお招きしました。
ウズベキスタンのみなさんは優しく、思いやりがあって昔の日本人を見ているような感覚です。私もウズベキスタンが大好きになりましたし、ぜひチームのみなさんにも広島を楽しんでいただきたいと思います。
最後にこの大会にご参加のみなさんにお願いがあります。平和祈念と銘打っております。ぜひともみなさんの手で、サッカーを通してスポーツを通して平和を世界に発信していただきたいと思います。ウクライナとロシアの問題が現実にあります。広島、長崎という原爆を経験した街から大きな声で平和を発信していただきたい、それをお願いして挨拶にかえさせていただきます。