画像は遠藤
8月13日(バンテリンドームナゴヤ)中日-広島18
回戦
広島 000 000 000 1・1
中日 000 000 000 2x・2
逆転Vへの反転攻勢をかけたい広島は最下位中日とのバンテリンドームナゴヤで3連敗、通算の連敗も引き分けひとつを挟んで6まで伸びて、終戦の日を前に厳しい状態に追い込まれた。
この日は5月5日以来の一軍マウンドとなった遠藤が7回4安打無失点ピッチング。しかし打線は今季6度目の対戦となる柳の前に9回ノーヒットに封じられた。
迎えた延長十回、今季自責点ゼロのマルティネスから堂林がこの試合チーム初安打となる6号ソロでついに0対0の均衡を破った…のも束の間、その裏、矢崎が先頭の石川昂に同点ソロ、続く宇佐見にサヨナラ弾を許すというショックの残るエンディングとなった。
広島は地元に戻って週明け、首位阪神と3連戦、そのあと巨人と3連戦、ファイティングポーズを取り続けることはできるだろうか…
以下、コイ即便|田辺一球|note より、試合の模様を流用する。(記事内容は”速報値”)
広島スタメンときょうの留意点↓
一番には当然小園、バックスクリーン弾は打撃の形ができている証拠、しかも7月の対戦で柳に2の2
二番にライト野間、金曜日代打空振り三振、土曜日4タコ、でも柳には今季9の3
三番センター上本継続、ただし今季、柳には13の2、バントもあり
四番龍馬、きのうは4の0、柳も10の2と苦戦、どうする?龍馬
五番に菊池、緊急事態でもう何番でも…柳を今季12の5と打ちまくり!
六番にファースト堂林、3試合連続スタメン!
七番にサードでマット、大きな声では言えないが柳には10の0
八番曾澤、ピースナイター床田炎上は曾澤にといってもショックだったはず、まずは遠藤の立ち上がり
ピッチャー遠藤、えーん、どうして…はもう禁句!
中日(オーダー固定)
センター岡林
レフト大島
ライト細川
ファースト石川昂
キャッチャー宇佐見
サード高橋周平
セカンド福永
ショート龍空
ピッチャー柳
1回表
小園…初球空振り、1-2からのアウトハイ当てた打撃、龍空ランニングスローは悪送球、無死二塁、そう最下位なのには理由がある、中日に連敗なんてありえない…
野間…1-1から中途半端な投ゴロ、なんでこんなバッティング?
上本…1-1からグリップエンド付近に死球、もうダントツのチーム死球王、柳の表情曇る
一死一、二塁で龍馬…なんと1ストライクから4・6・3併殺打…相手が点をあげる、と言ってるのに…
1回ウラ
25試合連続Hの岡林…外144キロストライク、外141キロボール、カーブ浮いてボール、127キロボールで初っ端から3ボールにして次の球レフト前に落ちた、岡林球団新の26試合連続H、花束贈呈
大島…アウトハイ143キロボール、インロー126キロボール、142キロ低目ストライク、牽制球、また真っすぐ浮いて3-1、低目142キロ中飛
細川…初球高目サードライナー
石川昂…外141キロボール、142キロストライク、牽制球、142キロ右にファウル、143キロ一邪飛、遠藤-曾澤初回は突破、しかしこのあと遠藤が抑えていくか、打たれるかはたぶん半々の確率…
2回表
柳をカモにしている菊池…5球目大きな当たりレフト線わずかにファウル、抜けて体に近いボールをファウル、またファウル、8球目中飛
堂林…カーブファウルとストライクからの3球目カッターの頭叩いて三ゴロ
柳はぜんぜん打てないマット…1ボールからカーブ打って中飛
2回ウラ
宇佐見…初球高目真っすぐ左前打
高橋周平…142キロストライク、ボール、真ん中空振り、140キロ詰まった遊ゴロ6・4・3ゲッツー、高橋周平の不調にきょうも助けられた
福永…2-2からチェンジアップ空振り三振
3回表
曾澤…フルカウントからの8球目アウトロー見逃し三振
遠藤…空振り三振
小園…4球目一ゴロ、実はまだチームノーヒット…
3回ウラ
龍空…142キロ高目遊飛
柳…左飛、打ち気満々
岡林…1、2球ストライク!抜いた127キロ空振り三振、遠藤早いテンポ投法で序盤3回乗り切った!次の回も抑えれば乗っていける…
4回表
まだ14時47分ハイピッチの展開
野間…2-2まで見て146キロに詰まって中飛
上本…1-1から144キロ打って三邪飛
龍馬…2-2から縦スラの頭叩いて二ゴロ、ヒットが出そうな気配がない
4回ウラ
大島…3ボールからストライク、ファウル2つ、7球目インロー規模しいところだが、かるーくボールの下にヘッド入れた大島うまい、ライト前に1992安打目
細川…2球目捕邪飛
石川昂…2-2からの5球目高目146キロ中飛、遠藤のスピン球いい感じになってきた
宇佐見…まず牽制球、1-2追い込んで5球目外から巻くスライダー空振り三振!またスコアボードゼロ行進勝負!
5回表
菊池…2-2から遊ゴロ
堂林…初球盾スラ打ち上げて一飛、どうなってる?みんな打ち上げ過ぎじゃない?
マット…ファウル、ボール、カーブボール、外スラ空振りで2-2、外ワンバンこれは見た、しかし次のアウトローボール球空振り三振、マットの頭からセンター返しが消えている
5回ウラ
さあ、遠藤大事ナイニング
高橋周平…1ストライクから2球目二ゴロ
福永…ここも初球ストライク、145キロ右にファウル、大きなカーブファウル、チェンジアップボール、真っすぐ遊ゴロ
龍空…2-1からインハイボール球の真っ直ぐライト前に落ちた
柳…右飛
6回表
いい加減誰かヒット打たないと…曾澤から…3球目遊飛
遠藤…空振り三振
小園ここは何とかしてくれそうコンタクトはできている…カーブストライク、ワンバン空振り、次の落ちる球は我慢した、チェンジアップ当てただけ二ゴロ
6回ウラ
遠藤5回68球
岡林…初球真っすぐボールのあと変化球ストライク2つ、真っすぐボール、低目変化球一ゴロ
大島…カーブストライク、次もカーブショート正面ゴロアウト
細川…チェンジアップボールからの2球目142キロ高々と左飛、これもスピン球
D0ー0C
7回表
柳78球ノーヒットピッチング
野間…1-2まで見たというかなかなか打つ球がない、低目ボール、147キロ低目ボールでフルカウント、低目137キロカッターも見てナイス四球!
上本…ここは送りだろう、と思ったら初球ファウル、新井采配は読みづらい、さすがにここは牽制球だ、またファウルで2ナッシング、一塁投げる真似だけ、3球目ワンバン、牽制球、また牽制球、またワンバンで2-2、牽制球、上本スタートで遊ゴロ、一死二塁
龍馬…初球変化球空振り、内角144キロストライク、外にボール、落ちる球ボールで2-2、落ちる球ファウル、アウトハイ126キロファウルチップ三振…
菊池なんでもいいからHを…低目いっぱい143キロストライク、143キロ浮いてボール、143キロ打ち上げて遊飛、スタンド大歓声…
D0ー0C
7回ウラ
石川昂…カーブストライクのあとのスピン球右飛
宇佐見…ワンバン空振り、ボール、ワンバン空振り、ファウル、5球目外ボールで2-2、143キロ浮いてフルカウント、128キロ浮いて、遠藤最初の四球
高橋周平…初球4・6・3ゲッツー!
D0-0C
8回表
柳98球ノーノー1四球1死球
堂林…1ボールからスライダー投ゴロ、バットの先っぽだった
柳に12タコのマット…スライダーストライク、外真っすぐボールで1-1、外スラ打ったら二塁正面、これを福永が弾いて焦って送球したらぜんぜん違うところへ投げた、キャッチはバックネット裏まで追いかけた、マット二塁へ、タッチアウト…福永はわざとエラー狙ったがちょい派手にやり過ぎた
曾澤…一邪飛
D0-0C
8回ウラ
遠藤スピン球で7回零封お見事!栗林にスイッチ
福永…ストライク、ファウル、ワンバン、ファウル、156キロ右にファウル、ワンバン、ものすごい156キロ空振り三振!ズバンという音が響いた
龍空…144キロストライク、156キロファウル、フォーク空振り三振問題にしない
大きな拍手受け柳打席へ…すごく打ちそうな構えだ、高目152キロ遊ゴロ
D0-0C
9回表
中日はセカンは福永から村松
栗林の代打は田中広輔…146キロ低目ファウル、内146キロボール、いきなりセカンに飛んでゴロアウト、村松すごくていねいにさばいた
小園…初球ショートとレフトの間…ショート背走キャッチ…柳111球
野間…カーブストライク、外ボール、スライダーストライク、足元真っすぐボール、外際どいがボールでフルカウント、落ちる球ボールで野間2打席連続四球ナイス!代走羽月で勝負!
上本…ゆっくり牽制球、カーブ外ボール、ズバッと142キロストライク、牽制球、145キロストライクで羽月二盗セーフ、立浪さんリクエスト→ビデオ検証もセーフ、ナイス羽月さすがチーム最速、二死二塁1-2、柳は120球、打席に上本、143キロ打った、大きな当たり、前進守備の岡林左中間へ走る…キャッチした3アウト、これで中日がサヨナラならカープは6連敗、柳はノーノーという究極の結末
D0-0C
9回ウラ
島内vs上位打線
岡林…初球ストライク、2球目左飛
大島…1ボールから151キロ中飛
細川…アウトローチェンジアップ見逃し三振!
柳は交代でノーノーはここで終了…
D0-0C
10回表
また出て来た3連投のマルティネス
龍馬…初球156キロ中飛
菊池…1ストライクから中飛
4試合連続スタメンの堂林…ワンバン、ファウル、3球目ドライバーショット!左中間スタンドイン!さすがはチーム内飛距離ナンバーワン!無敵の自責ゼロ右腕から究極の場面で大アーチ、8・6以降連日の一発攻勢の打線の中でも特筆すべき第6号
D0ー1C
10回ウラ
矢崎vs中軸打線
石川昂…フォーク空振り、ボール、ワンバン、高目ボール気味真っすぐ赤く染まったスタンドへ(こればっかり)同点ソロ…石川昂肘畳んで巧く打った
D1ー1C
宇佐見…フォーク空振り、ワンバン、3球目大きな放物線…ライトスタンドぎりぎりサヨナラホームラン…終わった、新井カープの反転攻勢はもうたぶん、見られない、すべては8・6から始まった、あの演出を大事にして、真なる平和の祈りをおろそかにするピースナイターから…
D2x-1C
試合前にアップされた「見どころ」
きょうのカープはたぶんこうなる…|田辺一球|note より↓
予告先発は広島が遠藤(1勝4敗)、中日が柳(3勝8敗)
新井監督の言う「球際」が、きのうの勝敗を分けた。
初回はいきなりセンター前の打球に突っ込んだ上本。わずかに及ばずボールはレフト龍馬のところまで転がった。秋山がセンターにいたらどうなっていたか。できることなら一、二塁で止めておきたかった。
八回、先頭堂林の打球はセンター前かと思われたがセカンド福永の好守で二ゴロになった。そのあと代打田中広輔が歩いて小園が2ラン…
小園はドライバーショットモードも持ち合わせている。甘い変化球(高目のチェンジアップ)なら122メートルの中堅柵越えも可能なロング射程だ。
逆方向への打球が身上の野間とは対照的。野間はもう永久に?柵越えはしないかも?
それにしても柵越え以外でなかなか点が取れなくなった。それも8・6以降の極端な傾向のひとつだ。
8日は坂倉10号ソロ
9日は龍馬、坂倉2者連続ソロ
10日は大盛1号2ラン
11日は堂林5号同点2ラン
持てる“弾”をできる限り打ちまくる一発攻勢。それがほぼ空砲になっている。
打線の援護に?マークがつく中、開幕時には最も注目されていた新井カープの目玉のひとり、遠藤がきょう先発する。
開幕ローテ入りから5試合でとん挫。5月5日、コイの日以来の一軍マウンドだ。
悪いことは続く。5月20日のソフトバンク戦(タマホーム筑後)で先頭打者、牧原大の打球を左膝付近に受けそのままっ担架で退場となった。
6月4日の中日戦(由宇)で実戦復帰を果たすと6月はさらに3試合に先発。7月の先発は2試合だけ。8月1日のオリックス戦(由宇)で5回2安打2失点という結果を受けやっと一軍テスト登板となった。開幕前の立場からすればあまりにも遠回り、だ。
中日戦は4月12日にバンテリンドームナゴヤで投げた1回のみ。5回1/3、7安打3失点の負け投手だが間が空き過ぎて参考にはならない。
中日の柳は5月、6月、7月と1勝ずつ。カープ戦は今回で実に6度目となる。
5試合1勝2敗だが対戦防御率は1・82で3度クオリティスタートに成功。直近の対戦は7月23日のマツダスタジアム。6回5安打2失点で負け投手。
初回、先頭の小園に中前打され、秋山に適時打された。
六回にも秋山の中前打から坂倉、田中広輔への連続四球で一死満塁のピンチを招きマットに犠飛を上げられた。
遠藤と柳を天秤にかければ、柳の方に傾く。今日負ければ2カード連続の3連敗となって、終戦記念日を前に優勝争い、終戦となる可能性がある。