画像は森下
6月23日 ●5-8 ヤクルト マツダスタジアム
通算21勝35敗8分け
2位タイヤクルトまで最大11・5差の5位、首位阪神まで最大タイ16・5差は変わらず
18時開始・3時間54分、16,251人
相手先発 サイスニード3回3分の2、7安打5失点
本塁打 -
抹消 鈴木誠(特例2021)
登録 大盛(特例2021)
一番セカンド菊池涼
二番センター野間
三番ショート小園
四番サード林
五番キャッチャー坂倉
六番ファースト松山
七番レフト西川
八番ライト宇草
九番ピッチャー九里●(10試合5勝5敗)4回、75球10安打7失点(自責5)
コルニエル
菊池保
高橋樹
森浦
島内
チーム勝ち頭の九里が4回10安打7失点で、広島は3連敗、対ヤクルト戦は2分けを挟んで6連敗。チームの借金は今季最多、佐々岡監督になってからも最多の14で底なしの様相を呈してきた。
3戦連続KOされた先発陣。
前日の大瀬良は6回5四球6失点、その前の大道は3回3分の2で8失点。これではいつまで経ってもDeNAとの最下位争いから脱することはできない。
現在、一軍で先発できるのはほかに高橋昂と玉村しかいない。
ワクチン接種の副反応で前日の試合を休んだ森下はこの日練習に復帰したもののキャッチボールの距離も近め。今後どうなるか、わからない状況だ。
また、同じく副反応を訴える鈴木誠は特例2021で抹消された。
試合前、両チームの練習に姿を見せた侍ジャパンの稲葉監督はネット裏ブースからゲーム内容をチェックしたが、お目当ての鈴木誠に加えて新人でただひとり代表に名を連ねる栗林の出番にも恵まれなかった。
栗林はここまで14セーブ。先発が早々に打ち込まれて追いかける展開が続くようだとこのままでは宝の持ち腐れになる。
その話で言うとヤクルトは”優秀”だ。
この日、マクガフに14個めのセーブがつき、三番手梅野以下の中継ぎ3投手にホールドがついた。二番手で勝ちがついた大西も加えてリリーフ陣5人全員が無四球無失点。3回3分の2、5失点の先発サイスニードの躓きをみんなで盛り返した。
ヤクルトの25セーブ、72ホールドはリーグ最多で、広島の14セーブ、35ホールドは逆にリーグ最少。
佐々岡vs高津、監督2年目同士の戦略戦術対決はマツダスタジアムのそばの段原・比治山地区で育った高津監督に軍配…(ひろスポ!・田辺一球)