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2023年09月26日
編集部

八回二死無走者で床田から島内に完封リレーするのが新井流、しかし広島テレビ中継は的外れなリアクションに終始、視聴者の不利益になるカープ村弊害をひろスポ!は放っておけない…

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島内
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画像は調整中の島内

 

 

新井監督率いる広島が9月26日、マツダスタジアムで開催された中日24回戦に2対0のスコアで勝って、レギュラーシーズン2位確保へ向けまた一歩前進した。

 

 

 

広島は残り3試合。全勝なら貯金13となり、DeNAは残り6戦に全勝しても貯金12に止まる。

 

 

 

ところでこの日の広島−中日のテレビ中継担当は広島テレビ。広島球団はDAZNと契約していないため、地上波以外ではJスポーツで配信される。全国のファンも「あれっ?」「おい、おい…」と思ったはずだ。

 

 

 

同局プロ野球解説の野村謙二郎さんの「解説」では過去にも話した内容と真逆の結果になることが多々あった。広島を率いて初めてクライマックス・シリーズに導いた実績は広く知られたところだが、さすがに今回の解説内容は!マークだった。(だからこの記事をアップすることにした)

 

 

 

“問題点”は試合開始以降(中継スタート以降)、いくつかあったが、酷かったのは八回だ。床田が二死を奪ったところで島内がマウンドに上がった場面…

 

 

 

誰が考えてもホールドポイント争いでトップに立ち、しかもこの日で61試合となった島内を“後方支援”するための交代であることは明らかだった。新井さん、とはそういうキャラであり、だからこそチームは開幕前の「最下位予想」を見事にはね返している。それが「家族」的な新井カープの特徴だから、頑張った選手には少しばかりのご褒美もある。

 

 

 

ところが中継では野村謙二郎さんが交代のタイミングでアレやコレや本筋ではないことをしゃべりまくり、さらに放送ブースにいるスタッフに床田と島内それぞれの中日打者との相性などを調べてもらって、話がそっちの方に引っ張られて、とうとう最後までHPの話にはならなかった。

 

で、試合後のヒーローインタビューになり、島内は新井監督らの配慮に感謝の言葉を述べた。

 

さらに監督勝利インタビューでも、広島テレビ担当者が“しつこく”交代時の「相性」について訊ねたものの「相性とかは関係ないですね」と新井監督に一蹴された。野村謙二郎氏に聞くように頼まれたのだろうか?

 

なぜこんな話をするか、と言えばこの試合でスタメンに復帰した西川が初回の無死一、三塁のチャンスで打席に入った際、放送ブースでまったく西川と涌井の相性について触れなかったから、だ。

 

西川は4月26日と5月24日のマツダスタジアムと7月9日のバンテリンドームナゴヤで涌井から柵越えしており、そのほかの涌井との対戦でも打ちまくり!となっている。

 

だからこそ涌井は初回のいきなりのピンチで高目に餌を撒きつつも低目を意識した投球になり、西川が9球目のインロー真っすぐを打ってセカンドゴロの間に先制点が入ったのだが、実況はぜんぜんそういう話になっていなかった。

 

要するに必要な「相性」について一番肝心な時に紹介せす(のちに紹介した)、相性もへったくれのないケースで「相性」を持ち出したことになる。

 

 

SNS全盛時代となり、プロ野球解説のありようもまた大きく変化しつつある。ネットからいくらでもスポーツ情報や知識、トレンドなどを誰もが享受できるから、どこかで見たり聞いたような話はいらない。

 

 

ファン目線、選手目線を大事にしつつ、試合展開に応じて、さらには先に見越して適切かつ熱く語る、藤川球児さんのような火の玉解説がなぜ広島では多く見聞きできないのか?

 

 

その主たる理由は“大本営”(広島球団の中枢)に忖度するOBが多数存在することと、逆にまったく忖度しないOBがユルユルになっているから、だろう。

 

 

ジャニーズ事務所の弊害はジャニーズ村(新聞社、放送局含む)によって取り返しのつかない犯罪行為を30年以上に渡ってばらまき続けたが、ひろスポ!が長らく指摘してきたカープ村の弊害もすでに20年以上に及ぶ。「メディアの沈黙」はもうたくさんだ!と思っていても声に出せないのがカープ村…

 

 

プロ野球を担当する各社カメラマンはイヤホンでラジオ実況を聞きながらプレーをレンズで追いかけるが「広島の解説は他球団に比べてきつい…」という声もよく耳にする。

 

もしもJスポーツなどでこの実況・解説をカープナインが見聞きしたら、新井監督がこの記事を目にしたなら、どんなリアクションになるだろうか?(広島スポーツとメディア取材班&田辺一球)

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