画像は西川龍馬、この存在感を失いたくはない…
日本シリーズ史に残熱戦が終了してスポーツ紙ほかメディアはこの気候温暖化ですでに死語となっている?ストーブリーグに突入した。
11月6日付のスポーツ紙を見ると…
スポニチの見出しにはオリックスが「広島龍馬FA獲得調査」とある。内容はオリックスが昨季国内FA権を取得した西川龍馬獲得への調査をしていることが「5日分かった」というもの。
そんなことは「5日」よりも遥か以前から分かっていただろうに…
記事内では吉田正尚が抜けた外野を中川圭以外、固定できなかった、とある。シリーズ第6戦でライトを守った森がフェンスを背に大飛球をジャンプキャッチしたことが話題になったが、この手のネタは短期決戦ならでは。
記事ではリーグ4連覇を狙うオリックスにとって、西川龍馬は「うってうけの選手」とある。まさにそうだ。
デイリースポーツの見出しは「広島西川獲得調査へ」「3連覇も外野手固定至らず」。記事は「FAとなれば獲得へ動きそうだ」と結ばれている。
ニッカンスポーツは「オリがC西川調査」「大阪出身」の見出し。
だが外野陣が固定できていないは広島もいっしょ。しかも頼みの秋山が10月31日に右膝手術を受けており、西川龍馬にまで抜けてもらっては困るのである。
…なので、広島はすでに11月2日に西川龍馬との交渉で金銭面や契約年数などの提示を済ませている。その日、メディアの取材に応じた西川龍馬はしかしその後、声を発せず日本シリーズ終了となった。
在籍球団へのFA権行使の通達はシリーズ終了を待ち、土日を除く7日以内だからきょう11月6日から14日まで。報道合戦(これも死語?)の始まりだ。
仮に西川がFA宣言したなら、広島は人的補償でオリックスから外野手を“補強”することになるだろう。もちろんオリックスも必要な戦力はプロテクトする。
新井カープ1年目はオリックスと同じようにスタメン変更が頻繁に行われた。その中で開幕から一番に固定されていた菊池が左脇腹を痛めて思うように動けなくなると7月半ばから一番を打つ選手が流動化した。
「外野を守れて一番を打てる人材」なら、来季の広島打線にはもってこい。西川龍馬と同じ大阪出身だが広陵OBでもある福田周平あたりは、大阪風お好み焼より広島風の方が良くない???(ひろスポ!取材班&田辺一球)
なお、ひろスポ!では10月21日に以下の記事をアップしている。