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2024年02月24日
編集部

ひろスポ!が一軍レベルに非ずと案じた”カープエース右腕候補”斉藤優汰vs巨人打線はアウト3つ奪うのに延々30分間、51球…

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斉藤優汰
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    ダグ

  • レッドヘルメット

画像は巨人打線相手に真っ向勝負を挑み炎上した斉藤優汰

 

広島-巨人オープン戦(2月24日、沖縄市・コザしんきんスタジアム)

 

ひろスポ!が以下の記事で”カープ未来の右腕エース候補”斉藤優汰にダメ出し、してから中5日…

真夏思わせる沖縄で”天敵”阪神に斉藤優汰ぶつけた新井監督の”親心”、でも、空振り取れないし、はっきり言って一軍レベルのピッチングにあらず… | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア (hirospo.com)

 

斉藤優汰は前回(2月18日、コザしんきんスタジアム)、日本一の阪神打線を相手に3回6安打1失点も初回だけで35球を投じ、まだ一軍レベルの登板は困難であることが判明した。

 

ただしひろスポ!がそう”主張”しても、スポーツ紙などのマスメディアは「この経験を糧に…」などとその登板内容をあくまで前向きに報じたのである。

 

で、どうなったか?

 

この日は三回、二番手で登場すると、阿部監督の下でハイレベルの競い合いを演じる巨人打線相手に1イニングだけで51球を投じるハメになり、延々と30分間もマウンドに立ち続けた。

 

阪神戦では述べ10人の左打者と対戦する中で一度も空振りを奪えなかった。ひろスポ!ではその決定的な課題について案じていたのだが、今回もその傾向は変わらなかった。

 

述べ12人の左打者と対戦して空振りが取れたのは吉川尚輝との1度目の対戦の時だけで(空振り三振)球種はスライダー。吉川尚輝との、四回の2度目の対戦ではカーブで見逃し三振!要するに真っすぐが売りなのに、阪神打線に続いて巨人打線もオコエ瑠偉、岡本和真、萩尾匡也の3人の右打者を含めて誰も真っ直ぐを空振りしてくれなかったのである。

 

そんなレベルでもオープン戦登板。鉄は熱いうちに…だからそれも選択肢のひとつだ。ただし斉藤優汰の場合は黒田博樹球団アドバオザーも含むスタッフが一丸となって指導、助言しても今はこのレベルでしかない。それでも対外試合で2度試されたのは球団側の強い意向が働いたから、にほかならない。

 

新聞、テレビはこの大事な部分をスルーして”希望”先行の報道を続けるからけっきょくこうして辻褄が合わなくなる。有料メディアの存在意義とは何なのだろうか…

 

斉藤優汰vs巨人打線

1イニング目

三番・門脇誠…真っすぐ3球ともいきなりボール、球速は150キロ超え、このあと151キロストライク、151キロストライクでフルカウント、6球目も152でキロファウル真っすぐ5球を見た門脇誠は最初のスイングでコンタクト、7球目の真っ直ぐ流されて低い弾道の打球にレフト中村貴浩飛び込むが捕球できずヒット

四番・岡本和真…2ボールからの3球目で門脇誠二盗、石原貴規の二塁送球ワンバウンド無死二塁3ボールとなって、カーブでストライク3-1からの148キロ抑え過ぎて四球、岡本和真に代走・秋広優人

無死一、三塁で五番・大城卓三…カーブと真っすぐで2ストライクナッシングからボール球2つ、5球目148キロファウルのあと6球目スライダーをセンター返しされて門脇誠生還、1失点目、大城卓三に代走・岸田行倫

無死一、三塁で六番・吉川尚輝…初球144キロストライク、2球目ワイルドピッチで無死ニ、三塁、このあとボールとファウルでボールカウント2-2から145キロボールでまたフルカウント、6球のスライダーがチェンジアップのような形になって空振り三振

一死ニ、三塁で社会人ドラ3ルーキー、七番・佐々木俊輔…真っすぐストライクと真っすぐボールでボールカウント1-1からスライダーを投げたら完全に捉えられてレフトオーバー2点二塁打、風がありレフト中村貴浩の打球の追い方にも難あり、これで計3失点

一死二塁で社会人ドラ4ルーキー、八番・泉口友汰…真っすぐ2球ストライクのあとボール球2つでボールカウント2-2、5球目低目の真っ直ぐ捉えられて快音…ライト線に引っ張られて適時二塁打、計4失点

なおも一死二塁で九番、大卒2年目の萩尾匡也…初球カーブはボール、2、3球目真っすぐファウル、4球目真っすぐボールでボールカウント2-2、5球目スライダーもファウル、6球目苦し紛れに投じた高目真っすぐ詰まったもののセンター前ヒット

また無死一、三塁この時点でエンドレス…も続投!一番・松原聖弥…真っすぐストライクとスライダーボールのあとの3球目の147キロセンター犠牲フライになって計5失点

やっと二死一塁で二番・オコエ瑠偉…初球131キロボール、2球目147キロ低目ボールもう力み返って投げている状態、そこを見透かされて3球目の真っ直ぐで萩尾匡也に二盗許す、4球目もボールでストレートの四球

二死一、二塁で打者一巡、門脇誠…初球カーブはボール、2球目145キロファウル、3球目外の真っ直ぐレフト前タイムリー計6失点 、菊地原投手コーチがトレーナーを従えてマウンドへ、問題なしと判断してベンチに戻る

二死一、二塁で秋広優人…初球133キロ落ちる球ストライク、2球目も落ちる球でニゴロ3アウト

 

2イニング目

岸田行倫…初球真っすぐボール、2球カーブが決まって4球目の落ちる球で二飛

吉川尚輝…初球スライダーボール、2球目真っすぐストライク、3球目115キロのカーブストライク、真っすぐボールでボールカウント2-2、5球目落ちる球ファウル、6球目落ちる球ボールでフルカウント、7球目カーブ見逃し三振

佐々木俊輔…3ボールナッシングから148キロストライクのあと真っすぐ3連投はいずれもファウルで空振りしてくれない、さらに真っすぐを投げたら三塁線に詰まったゴロが転がって内野安打

泉口友汰…初球カーブストライク、2球目真っすぐ遊ゴロで3アウト、この回21球計72球、守ってる側の身にもなって欲しい…

 

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