画像は広島にとって鬼門となっている甲子園球場
4月9日 ●0-1阪神(甲子園球場)
広島 000 000 000・0
阪神 000 010 000・1
広島通算9試合3勝6敗(最下位で5位まで0・5差変わらず)
18時3分開始・2時間28分、42,601人
相手先発 〇村上7回2安打無失点
広島本塁打 -
阪神本塁打 -
広島登録抹消 △宇草(8日▼中村奨)
広島スタメン
一番センター野間
二番ショート矢野
三番サード小園
四番ファースト堂林
五番レフト秋山
六番ライト田村
七番キャッチャー坂倉
八番セカンド菊池
九番ピッチャー●床田(2試合1敗)7回117球8安打1失点(自責1)
塹江
どうやら広島は本拠地マツダスタジアムでの3試合連続完封負けを引きずったまま甲子園に乗り込んだようだ。
阪神先発の村上の前には七回まで田村と坂倉(二塁打)のヒット2本だけ。八回には阪神二番手ゲラに9球で抑えられ、九回は二死から代打曾澤が左前打したものの続く小園が打ち取られ、岩崎に3つめのSを献上した。
試合時間2時間と28分は、無抵抗主義の表れ…
先発の床田は四回までに74球を投じながら粘りのピッチング。しかし五回、先頭の木浪に右前打されると村上に送られ、近本に初球を適時打された。その間わずかに5球だった。
広島の4試合連続完封負けはリーグ&球団ワーストタイ記録。
一方、マツダスタジアムで3連続完封勝ちして勢いに乗る中日はこの日、横浜スタジアムでDeNA相手に3対1とまたディフェンス力を発揮して連勝を4まで伸ばして単独首位に浮上した。
確かに中日投手陣は手強い。
もう一度、振り返ると第1戦先発の柳は7回5安打止まりで、田村が2安打と気を吐いた。
第2戦のメヒアは7回でわずか2安打、ヒットは秋山と矢野。第3戦の涌井からは6回1/3で8安打を放ったが、あと1本が出なかった。
左打者が多いため「左腕投手対策」をよく言われる広島打線だが、今は右投手から点が取れなくなっている。
さらに悪いことに甲子園での対戦に限れば、昨年5月20日以降、CS3試合も含めて1分けを挟んで11連敗。12試合でわずかに14得点だから、要するに1点取るのにも四苦八苦している…ということで現状からは明るい材料がなかなか見えてこない。
ならば二軍からテコ入れする人材を、と言いたいところだが、これまた新規加入のくふうハヤテとどっこいどっこいの打撃低迷状態にあり、さしたる人材も見当たらない。
あすの阪神の予告先発は伊藤将。昨年10月19日のCSファイナルステージ第2戦では初回、小園の適時打で1点取ったあと6イニングゼロが続き九回サヨナラ負け、となっている。(ひろスポ!取材班&田辺一球)
参考記事
広島二軍の今季の足跡↓
気になる?コイ占い|田辺一球|note