画像はアドゥワ
4月10日 〇6-2阪神(甲子園球場)
広島 150 000 000・6
阪神 000 101 000・2
広島通算10試合4勝6敗(最下位脱出、ヤクルト抜いて5位
18時開始・3時間21分、42,500人
相手先発 ●伊藤将2回8安打6失点
広島本塁打 -
阪神本塁打 森下3号ソロ
広島登録抹消 -
広島スタメン
一番センター野間
二番セカンド菊池
三番ショート小園
四番ファースト堂林
五番レフト秋山
六番サード上本
七番キャッチャー曾澤
八番ライト田村
九番ピッチャー〇アドゥワ(2試合2勝)5回2/3、89球6安打2失点(自責2)
益田
塹江
島内
矢崎
4試合連続完封負け、の悪い流れをプレーボールからわずか3分で断ち切った広島が阪神に快勝、甲子園球場での昨季からの連敗記録も11で止めた。
阪神の先発マウンドには昨季、2戦2敗と苦手にしていた伊藤将。しかし先頭の野間がボールカウント1-1から一塁線を破る二塁打で出塁すると、菊池が初球バントを成功させて一死三塁。続く小園は初球ファウルのあとの2球目、伊藤翔のこの日6球目を前進守備を敷いていないショート前に転がして37イニングぶりの得点をもぎ取った。
この一打には計り知れない価値があった。狙って結果を出す。それがみんなできないから36イニングもゼロが続いた。
呪縛から解放された広島打線は二回、一死から上本の詰まった当たりがセカンド後方に落ちると曾澤がレフトへ適時二塁打。二死からアドゥワがバットを折られながら打ち返した当たりはセカンドベースを直撃して一、三塁となり、ここで野間が今度は右前タイムリー。さらに菊池の左中間二塁打で2者生還、ダメ押しで”殊勲”の小園がタイムリーを放って6対0として左腕を2回KOした。
自らも連続攻撃に参加したアドゥワは、自らも貴重な打点を叩き出した曾澤のリードに導かれて六回途中までを投げて勝ち投手。
広島は開幕から10試合を消化したが、先発で勝ちがついているのはこのアドゥワの2勝だけ。一皮むけて欲しかった右腕に今季を迎えるにあたり「先発再挑戦」を言い渡した新井監督は、孝行息子の出現により一息つけたことになる。ラ負け、となっている。(ひろスポ!取材班&田辺一球)
参考記事
広島4連続完封負けの足跡
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