画像は中日の立浪和義監督(左)と山井大介投手コーチ
首位を行く広島は最下位・中日に苦戦して、交流戦トータルの数字も含めて唯一、負け越している。しかも昨夜(6月21日)の0-1負けで今季8度の対戦のうち実に6度までが得点ゼロゲームとなっている。
きょう22日の予告先発になっているメヒアとの対戦でもやはり0-1のスコアで負けている。
ポジティブキャラの新井貴浩監督は、そんな数字を番記者に振られてもまったく動じる様子はないが、ファンとしては気になるところかもしれないので、きょうのカープはたぶんこうなる…|田辺一球|note の記事を転載する。(記事内で選手などの呼称は独自のものとなっています)
6月22日(バンテリンドームナゴヤ)14時開始予定の中日-広島回戦のみどころ
予告先発は広島が大瀬良(3勝0敗)、中日がメヒア(3勝4敗)
昨夜の負けで、中日との対戦成績は2勝5敗1分けになった。中日から見たら、勝ち越しは、交流戦トータルの数字も含めてカープだけ、だ。
5敗はいずれも完封負け。しかも4月28日のバンテリンドームナゴヤでは、やはり高橋宏斗を打てず延長12回スコアレスドローだった。
この零点ゲーム6試合のうち3試合までに九里が絡んでいる。だから今回のローテ再編では九里を外したのかもしれない。床田も昨夜、その仲間入りをしてしまったか?7月5日にまたバンテリンドームナゴヤでの対戦が待っている。
その零点ゲームを振り返ってみよう。
マツダスタジアム
4月5日(スコア0-1) 中日は柳(7回5安打)-勝野-マルティネス。九里は8回4安打1失点の自責0でライト田村俊介が決勝エラー。
6日 (同0-4) 中日は涌井(6回1/3)-齋藤-清水-松山。ハッチは5回3失点で中田翔に2ラン許す。
7日(同0-1) 中日はメヒア(7回)-勝野-齋藤-マルティネス。黒原は5回を投げて宇佐見に決勝タイムリー打たれる。
バンテリンドームナゴヤ
4月28日(同0-0) 中日は高橋宏斗(7回)-松山-マルティネスー齋藤-清水-藤嶋に対して九里(7回)-島内-栗林-矢崎-森浦-塹江で計ゼロ24個
マツダスタジアム
5月11日(同0-4) 九里、柳の再戦で柳(7回)-松山-マルティネス。九里は6回2失点で六回、中田翔に決勝打許す。
そして昨夜…
こうして見ていけば、似たようなパターンが繰り返されていることが分かる。
そしてきょうの相手はメヒア。
前回は…
野間
田中広輔
小園
堂林
秋山
田村俊介
坂倉
矢野
…の打線で秋山二塁打、矢野左前打の2本に抑え込まれた。代打上本が9球粘って二ゴロ、が光った程度?
メヒアは交流戦3試合に投げて一度も勝てず。かなり打ち込まれもしたが、きょうは気合いが入っているはず。
交流戦3試合に投げてノーノー+自責点0の大瀬良を、昨夜の床田のように見殺しにするわけにはいかない。中日の勝ちパターンのブルペン陣からはほとんど得点できていないから、メヒアを打つしかない。