画像は床田
6月11日 〇2-1西武(ベルーナドーム)
広島 010 000 100・2
西武 000 000 010・1
広島通算56試合29勝23敗4分け(首位キープ、2位阪神に2差)
18時開始・2時間46分、19,151人
相手先発 ●今井7回7安打2失点
広島本塁打 菊池4号ソロ
楽天本塁打 佐藤龍2号ソロ
広島登録抹消 -
広島スタメン
一番センター秋山
二番DH宇草
三番ライト野間
四番サード小園
五番レフト末包
六番キャッチャー坂倉
七番ファースト佐藤
八番セカンド菊池
九番ショート矢野
ピッチャー〇床田(11試合7勝3敗)8回108球4安打1失点(自責1)
交流戦チーム勝率を5割(6勝6敗)に戻して残すは所沢と北広島での6試合。その初戦、広島は2対1の際どいスコアで西武を振り切った。
試合前の段階で西武は交流戦最下位(3勝9敗)、リーグ戦順位も最下位で借金は21、メディアの中には松井監督の途中休養に絡めて球団の身売り話に言及しているところもある。
西武の泣き所は打線の弱さ。交流戦打率はここまで・172でこれはもちろん12球団ワースト。シーズン通算で見ても打撃30傑の最高位は25位の源田が打率・236、0本塁打、5打点。26位い外崎で打率・228、2本塁打、14打点。
そんな相手に防御率1・53でリーグ3位床田がどんなピッチングをするか?先週火曜日の日本ハム戦(マツダスタジアム)では7回9安打4失点90球降板の不覚を取り、10戦目で初めてクオリティスタートに失敗した。で、課題を持ってプロ8年目で初めてベルーナドームのマウンドに上がり、見事なリカバリー!8回4安打1失点(八回、佐藤龍のソロ)でリーグトップタイ7勝目を挙げ、この日発表された5月の「大樹生命月間MVP」に花を添えた。
試合後、インタビューの中で床田が「西武ファンの皆さん、中村祐太をよろしくお願いします!」と話して頭を下げたことがファンの間でも話題になっている。
中村祐は昨年12月の現役ドラフトで新たな活躍の場を地元近く(東京出身)に求めた。7年間ともに戦った仲間だった。
すでにここまで12試合に投げてこの日もベンチ入りしていたから、きっとその声は本人にも届いたことだろう。投球回78回と2/3は両リーグ最多。キャリアハイのイニング数を目指す28番を背負った”鉄人”は、タフで、そして優しい。