画像はスタンドから見下ろす佐々木朗希のマウンド
6月8日 ●1-3ロッテ(マツダスタジアム)
ロッテ 000 021 000・3
広 島 010 000 000 ・1
広島通算54試合27勝23敗4分け(首位キープ、2位巨人に0・5差)
14時1分開始・2時間57分、31,706人
相手先発 〇佐々木6回3安打1失点
広 島本塁打 -
ロッテ本塁打 -
広島登録抹消 -
広島スタメン
一番センター秋山
二番サード羽月
三番ライト野間
四番ショート小園
五番レフト末包
六番ファースト坂倉
七番セカンド矢野
八番キャッチャー石原
九番ピッチャー玉村
森浦
ハーン
黒原
塹江
大瀬良のノーヒットノーランの偉業の余韻がまだ残るスタンドは、午後6時から降水確率80%予報でも満員だった。
同じく余韻の残るピッチャープレートを蹴りながら玉村が初回を抑えると、もうひとりの2001年生まれ、ロッテ佐々木がマウンドへ上がった。
上半身の疲労などで出場選手登録を抹消されていた佐々木にとっては5月24日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)以来15日ぶりの出番。マツダスタジアムは初体験とあってその立ち上がりが注目された。
結果は秋山一ゴロ、羽月空振り三振、野間死球、小園中前打、二死一、二塁で末包二ゴロだった。
続く二回、ファーストでスタメンの六番坂倉が中飛に倒れたあと、矢野が振り逃げで塁に出た。初球バントの構えでボール球、2球目154キロを打ってレフト線わずかにファウル、3球目はまたバントの構えで152キロボール、4球目155キロファウルのあとのワンバウンドをハーフスイング…ボールは大きく後ろに跳ねた。
続く石原は初球真っすぐに詰まりながらもセンター前ヒット。ここで玉村は腰が引けていたが2球目でバントに成功、佐々木のファーストへの快速球が逸れて、その間に矢野がホームに頭から突っ込んだ。
だが、ミスでもらった先制点はミスによって取り返された。五回、二死二、三塁のピンチに玉村が投じたこの日66球目はサードライナー…のはずが羽月が後逸して逆転された。
羽月は1年前の佐々木との対戦で165キロの速球を投げ込まれても怯むことなく適時打を放った。その実績を買われての起用だったのだが…
けっきょく玉村は5回4安打2失点、自責0で負け投手になり、佐々木は6回3安打1失点、自責0で勝ち投手にんあった。スコア的には1対3の接戦…でもチームが放ったヒットは小園の2安打を合わせても3本止まりだった。