画像は森下
交流戦明け、バンテリンドームナゴヤで1勝2敗と負け越した広島は現在、2位阪神に2ゲーム差の首位にいる。
きょう6月25日からは本拠地マツダスタジアムで最下位争いからの浮上を狙うヤクルトとの3連戦。きょうのカープはたぶんこうなる…|田辺一球|note の記事より、午後6時3プレーボール予定の広島-ヤクルト7回戦のみどころを紹介する。(記事内で選手などの呼称は独自のものとなっています)
予告先発は広島が森下(5勝3敗)、ヤクルトが高橋奎二(2勝3敗)
交流戦明け、バンテリンドームナゴヤで負け越して、本拠地マツダスタジアムで仕切り直し。梅雨入りした広島だが、幸いきょうは雨の心配なし、のはず。
ヤクルトは6月1日時点で借金11の最下位一人旅だった。が、そこから盛り返して交流戦9勝7敗2分けの4位。故障者が多い中、さすが!高津監督…というタフさを見せている。交流戦明け、巨人3連戦も勝ち越した。
巨人第2戦で11号2ランを放ったサンタナはここまで打率・313でリーグトップをキープ。塁打数もリーグ1位で38打点もオスナ(打率・258、9本塁打)とともにトップ。
レイノルズ(2試合4打数1打点0本塁打)、シャイナー(2試合5打数0打点0本塁打)とのあまりの差の大きさには、もう笑うしかない。
当然、森下はふたりの前に走者を置きたくない。
今季はすでに5月15日の坊ちゃんスタジアムでヤクルトとは対戦済み。ドラフト2位ルーキー松本健と投げ合い、6回8安打無四球1失点で負け投手になった。オスナは3の1(二塁打)。サンタナは3の2。二回、先頭のサンタナに三塁線を抜かれて、青木の左前打で一、三塁。八番武岡に右前適時打された。
ローテ再編で水曜日、3連戦床田と九里に挟まれ2戦目に投げていた森下は週明け初戦に回る。
4月13日の巨人戦(東京ドーム)から8試合連続でクオリティスタートに成功していた森下だったが、6月12日の西武戦(ベルーナドーム)で5回7安打5失点で負け投手になった。それまで23イニング連続無失点だったのに五回、一挙5失点と崩れた。
翌13日には登録を抹消されたから、コンディショニングが最優先されたかっこう。交流戦“完走”とはいかなかったのである。その分、今夜の登板に賭ける意気込みは大きいだろう。
現在の森下は投球回59回と1/3で規定以下になっている。防御率1・82でも規程以下では価値が大きく下がる。ここらあたりからネジを巻きたいところだ。
打線はヤクルト高橋奎二から何点取れるか?ここまで8試合しか投げていない左腕と4月、すでに2度対戦済み。4月25日の神宮球場では四回途中でKOした。二回、二俣プロ1号ソロ、三回菊池1号2ラン。ただし試合は栗林がサンタナにサヨナラソロを浴びる結末となった。
4月4日のマツダスタジアムでは六回まで零封され七回、相手のエラーに乗じて曾澤が2点二塁打を放った。
高橋奎二は6日の西武戦(神宮球場)、7回2安打10三振1四球の快投を披露したかと思うと、前回13日のソフトバンク戦(みずほPayPayドーム福岡)では3回1/3、7安打6四球1死球5失点…
いい悪いのはっきりした投球は相変わらずだから、今夜は悪い日にすればよい、ということになる…