画像は立浪和義監督
中日-広島24回戦(バンテリンドームナゴヤ、9月23日午後2時開始予定)
中日・立浪和義監督退任発表から中3日の昨夜(22日)、敵に白星をプレゼントした広島はきょうの試合で勝たないと大変なことに…
以下、きょうのカープはたぶんこうなる…|田辺一球|note の記事を転載する。(記事内で選手などの呼称は独自)
予告先発は広島が森(1勝1敗)、中日が松木平(1勝3敗)
昨夜の中日ベンチ。立浪監督や和田打撃コーチの表情が明るかった。一方の三塁側ベンチ。巨人戦大逆転勝利の勢いに乗り損ねて、重たい空気に包まれた。
森下はもう、今季はこのまま勝てないかもしれない。そうなるとCSどうする?いやCSにも行けないのか?
翻って昨夜の甲子園球場。菅野は完投負け、才木は7回無失点で勝ち投手。被安打はともに7。勝負を決めたのは三回の中野タイムリー。
そんな痺れる戦いを新井カープもこの時期、するはずだったのに…
巨人、阪神にできてなんでできない?森下や床田が菅野や才木と一騎打ち!のはずだったのに…
それにしてもバンテリンドームナゴヤでの負け方はもはや異常と言っていい。
今季のバンテリンドームナゴヤ
4月
27日 〇6-4 〇森下
28日 △0-0 九里
6月
21日 ●0-1 ●床田
22日 〇3-1 〇大瀬良
23日 ●1-2 玉村 ●島内
7月
5日 ●0-2 ●床田
6日 ●1-2 ●大瀬良
7日 ●1-2 玉村 ●栗林
8月
27日 ●1-2 ●森下
28日 〇2-1 〇床田
29日 ●1―5 ●九里
9月
6日 ●0-3 ●大瀬良
7日 〇2-1 〇九里
8日 ●3-4 ●玉村
22日 ●1-2 ●森下
見ての通り、4月27日の初戦で6点取ったのを最後に11試合連続で3点までしか取れていない。それでも大瀬良、床田、九里が1勝ずつマークしたが、敵地で3勝8敗1分け、は痛すぎる。しかも1ー2のスコアでの敗戦は昨夜が5度目。その5試合で七、八、九回には1点も取れていない。齋藤、清水、そして松山、マルティネスにことごとく抑えられている。要するに六回終了時点でリードしてないと勝ち目はない。
逆に玉村が投げた2試合では島内と栗林に負けがついている。
今夜、立浪監督は敵に塩を送ってくれたようだ。これまでは散々、得意の広島封じを実践したきたのだが…
予告先発は4年目、育成出身右腕の松木平で7月8日に推定年俸は420万円で支配下登録された。ウエスタン・リーグでは先発として9勝(3敗)をマーク、防御率1・84と安定した成績でステップアップした。
ここまで6試合に先発して1勝3敗、35回2/3を投げ防御率4・54。1試合平均では6回に届いていない。失点は合計18で柵越え5発を許している。また右打者の被打率が・371と高い。
ただし、バンテリンドームナゴヤでは2戦1勝、13回を投げて無失点…
昨夜のように初回にいい形で先制してもあとがさっぱり…では、また3点までしか取れない魔の敗戦ループに引き込まれる。5試合連続打点中の小園や秋山、矢野に頼りっきり、はもう禁止!末包、堂林には死ぬ気で打ってもらいたい。序盤で5、6点取って、投げてみないと分からない森を援護しないと、ビジターゲーム10連敗というありがたくない記録を作ることになる。