画像は羽月隆太郎
6月6日 〇3-2西武(マツダスタジアム)
西武 010 100 000・2
広島 000 200 01X ・3
広島通算53試合26勝25敗2分け(首位阪神まで最大5・5差変わらず、巨人を抜いて3位浮上)
18時1分開始・2時間52分、28,686人
相手先発 高橋光成7回7安打2失点
広島本塁打 -
西武本塁打 -
広島スタメン
一番センター野間峻祥
二番ショート小園海斗
三番レフトファビアン
四番ライト末包昇大
五番キャッチャー坂倉将吾
六番ファーストモンテロ
七番サード佐々木泰
八番セカンド菊池涼介
九番ピッチャー〇森下暢仁(11試合4勝5敗)8回125球7安打2失点(自責1)
Sハーン(19試合1勝1敗3S)
”足技”を駆使して決勝点を挙げた広島が競り勝った。
2対2同点の八回、マウンドには西武二番手のウィンゲンター。一死から坂倉将吾が四球で出るとベンチはスタンバイしていた羽月隆太郎を代走に起用した。
次打者モンテロの初球で二盗を決めた羽月隆太郎は2球目で三盗に成功。モンテロは一邪飛に倒れたが、続く「七番サード」佐々木俊輔の初球空振りがパスボールを誘発して羽月隆太郎はノーヒットで生還した。
そんなヒーローをベンチ前で大歓迎したのが森下暢仁。球数が100球を超えていた七回も打席に立ち、八回も続投して今季最多の125球1失点。顔には出さずともさぞ複雑な心境で試合の行方を見守っていたが、7試合ぶりの白星がその手に転がり込んできた。
なお、この試合では広島県府中市出身の渡部聖弥が地元凱旋を果たせなかった。開幕から西武の中軸として目覚ましい活躍を続けていた右の強打者は、左足首捻挫で戦線離脱中。渡部聖弥vs佐々木泰の“打ち合い”を期待した地元ファンは”空振り”に終わり、加えて”決勝点を<叩き出した>佐々木泰の方も、この日は左飛、遊直、遊ゴロ、遊ゴロと引っ張り中心で4タコに終わった。(ひろスポ!取材班&田辺一球)