画像は、エディオンピースウイング広島の共用開始にあたりあいさつする湯崎英彦知事
広島県は6月6日、県西部建設事務所呉支所による災害復旧工事で新たに公文書虚偽作成が15件あったと発表した。すでに「公表済の虚偽文書4件と虚偽の可能性が高い文書1件」とされていたが、それどころの話ではなくなった。廿日市、東広島両支所でもファイル名に呉支所と同じように「嘘」と書かれた協議録のデータが計3件見つかった。底なしの泥沼、そこに詐欺集団…
県はこの事件が表沙汰になった当初、虚偽作成の事実を否定していた。世の中、特殊詐欺をいかに防止するかが大きな社会問題になっているのに、県が率先して「嘘」リストを増やしてどうする?
責任の所在をすみやかに明らかにしていかないと、今の兵庫県のように人命にもかかわる事態になりかねない。
ひろスポ!では過去、散々迷走した新サッカースタジアム問題(エディオンピースウイング広島の誕生で一応、決着)や、県の教育行政に負の遺産を残したままの平川理恵前教育長問題、さらには湯崎知事が管理維持困難なため“ぶっ壊す”と宣言した旧陸軍被服支廠問題など、県民の意向に背を向けた方向に県行政が向くたびに、湯崎知事にイエローまたはレッドカードを出してきた。(当然、この行為には何の効力もない…)
特に旧知の仲だった(個人的なつながりのあった)平川理恵氏を広島に呼び寄せた行為は本来なら“一発退場”モンだ。広島は明治以降、150年のスパンで教育(スポーツ含む)を街づくりの基本に据えてきた。平川氏は教育長時代、広島の高校スポーツを“全否定”するような姿勢を貫いていた。コロナ禍で夏の高校野球広島大会が危うく完全中止となりかけた(結果的には代替大会実施)のも、平川氏のせいだ。
諸課題とまともに向き合おうとせず、パワープレーで整備を進めるJR広島駅北口の「新病院構想」も必ずまた行き詰るだろう。「湯崎知事が広島市長の椅子を狙っている」という声を耳にすることが多くなったが、とんでもない話だ。同じくサッカースタジアム問題を迷走させるなどしてリーダーとしての資質を欠く松井一実市長とともに、揃って“広島ツートップ”の座をすみやかに次世代リーダーに譲るべき。同感の皆さんの中から、本当の広島のリーダーが誕生することを願ってやまない。できれば未来志向の女性がいい。
ひろスポ!では湯崎・松井ツートップの戦後80年目の大事な時期における嘆かわしい実情について連載を続けることにする。(広島スポーツ100年取材班&田辺一球)
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