第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦が6月21日、国内32会場であった。
ベガルタ仙台(J1)はホームのユアテックスタジアム仙台で筑波大(茨城)と対戦、前半を1-1で折り返したが2-3で競り負けた。
ヴァンフォーレ甲府(J1)もホームの山梨中銀スタジアムでヴァンラーレ八戸(青森)に0-1で敗れた。
コンサドーレ札幌(J1)も札幌厚別公園競技場でいわきFCに延長の末、5-2で敗れた。
サンフレッチェ広島(J1)は福山市の竹ケ端運動公園陸上競技場でJ3の鹿児島ユナイテッドFC(鹿児島)と対戦。3-2で辛勝した。
前半6分に先制されたが前半16分に工藤のゴールで同点に。後半8分には宮良がこぼれ球を押し込み勝ち越したが、同点とされた。その5分後、後半36分に工藤が再びゴールを決めてこれが決勝点となった。
鹿児島ユナイテッドFCの関も2ゴール。サンフレッチェ広島DF陣にとって課題の残る一戦となったが、工藤、宮吉の両FWで全得点を奪った攻撃は明るい材料。
広島県代表のSRC広島はパロマ瑞穂スタジアムで佐藤寿人のいるJ2の名古屋グランパスと対戦。その佐藤寿人にもゴールを許し、0-6(前半0-1)の完敗に終わった。