明治安田生命J1リーグ第34節(札幌ドーム、12月1日)
サンフレッチェ広島は引き分けでも2位フィニッシュ、ACL枠を確保、しかしホームに大観衆を集めた北海道コンサドーレ札幌は勝てば初のACL枠。
この大一番でサンフレッチェ広島・城福浩監督は3・4・2・1、とうとう3バックシステムを選択。「我々の最大値を引き出すために」と城福浩監督。
一方の北海道コンサドーレ札幌・ペトロヴィッチ監督は「もちろんACLを目指して立戦う、このチャンスを生かしてACLの扉を開きたい」
ついでに言えば、Jリーグからの賞金、強化分配金も2位とACL圏外では雲泥の差…
サンフレッチェ広島の布陣は、野上、千葉、佐々木の3バック
森崎和と青山のボランチ、右に馬渡、左に柏
ティーラシンのワントップ、トップ下に川辺と柴崎
和田も水本も稲垣もパトリックもベンチ
ところが前半3分、サンフレッチェ広島はあっという間に失点。大きなサイドチェンジでペナルティエリア自陣左にパスを入れられて、そのあと繋がれ最後はチャナティップに豪快にけり込まれた。タイ・ムアントン対決で先手を取られた…
さらに21分、GK林がペナルティエリアを大きく超えて相手とぶつかりながらクリア、しかしセカンドボールが危険なジェイの前へ。そこからイッキのループ…佐々木と千葉がゴールを守るがその頭上をボールが超えて信じがたいような失点…
前半34分、サンフレッチェ広島は正面ペナルティアーク、絶好の位置でのFK、馬渡のシュートはバーの遥かに上
前半39分、柏が左サイドから相手陣内に近づき、中へクロス、ティーラシンが頭で合わせ、さらに川辺が相手と競ってマイナス方向へ、詰めた馬渡が抑えの利いた強いシュート、シーズン4試合目出場の馬渡意地の移籍後初ゴール!
前半1-2、サンフレッチェ広島あとがない。後半失点防ぎつつどのカード切るか?
ホームにサガン鳥栖を迎えた鹿島アントラーズは0-0で折り返し。
前半終了時点でサンフレッチェ広島と鹿島アントラーズ、ともに得失点差11、総得点では鹿島アントラーズが5点も多い…
大事な後半戦スタート。