第64回全国高校軟式野球選手権大会(日本高校野球連盟主催)の決勝が8月31日、兵庫県の明石トーカロ球場であり、東海代表の中京学院大中京(岐阜)が西中国代表の崇徳(広島)を5対2で破って史上2校目の3連覇を達成した。
崇徳は第59回大会準決勝で4日間に及ぶ延長50回の熱闘の末に敗れた相手に初優勝の夢を断たれた。
試合は五回まで両軍無得点。
しかし六回に崇徳の主戦、高井大輝(3年)が制球を乱して2四球と暴投で一死一、三塁。ここから自らの野選で先制されると、バックの守りのミスで2点目。さらに内野ゴロで加点され、適時打されて計4失点。
それでも崇徳は5点差となった七回に二死から朧谷英慈(2年)の適時打で2点を返したが、反撃もそれまで。ヒットの数は中京学院大中京6本、崇徳4本。
高井大輝は166球完投。ちなみに試合時間は2時間4分…だった。