優勝は大阪、広島は盛り返して15位、岡山のドルーリー朱瑛里は驚異の…全国都道府県対抗女子駅伝全国都道府県対抗女子駅伝

速報

2023年01月15日: 編集部

皇后盃第41回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会（日本陸上競技連盟主催）が１月１５日、京都市のたけびしスタジアム京都発着の９区間、４２・１９５キロで行われ、大阪が２時間１５分４８秒で８年ぶり４度目の優勝を果たした。2位は京都、3位は福岡、4位は神奈川、5位は東京、6位は千葉、7位は鹿児島、8位は愛知。

レースは2区でトップになった大阪を中心に展開。5区に入ると地元の京都が先頭に立つが神奈川、福岡、そして大阪も粘って上位グループを形成、7区４キロの中間点は福岡がトップで通過したが残り１キロを切って大阪、東京とデッドヒート…

8区3キロ、中学生区間でも福岡、大阪、東京、神奈川は譲らずほとんど差がないまま最終9区勝負へ。3キロまでに大阪と神奈川の一騎打ちとなったがマラソン調整最中の駅伝参戦となった松田瑞生（ダイハツ）が瞬発系の走りで抜け出してそのままゴールテープを切った。

広島は急きょ１区に抜擢された大西響で22位発進となり、30位で3区にタスキをつないだが5区の森保桃風が区間７位の快走を見せるなど、粘り強い走りで徐々に盛り返して中国地方勢では最上位の15位でフィニッシュ、岡山は18位、山口は21位、鳥取は41位、島根は45位だった。

岡山の3区（３キロ）を走った注目ランナー、ドルーリー朱瑛里（津山鶴山中３年）は9分2秒の区間新記録。昨夏の全日本中学校陸上競技選手権大会１５００メートルを4分23秒79で制したが、17人抜きのその異次元走は間違いなく近未来のニューヒロイン…

「一人でも多く抜いて、岡山県チームに少しでも勢いがつけられる走りができたら…」（ドルーリー朱瑛里）

広島の区間エントリー
1区　大西響（ユニバーサル）※
2区　相原美咲（ダイソー）
3区　藤井柑奈（西条中）
４区　平村古都（ダイソー）
５区　森保桃風（銀河学院高）
６区　山田依茉（世羅高）
７区　岡藤美音（広島工大高）
８区　三宅凛（西条中）
９区　田村紀薫（日立）※
※ふるさと選手

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